ひとりさん通信創刊号(2014年3月発刊)

今月のひとりさんのお話

人を育てたいと思ったら「私と出逢ったから、あなたは運がいい!」

「ひとりさん通信」の創刊、おめでとうごいます。この「ひとりさん通信」では、一人がいま考えていることを、直接みんなに届けいきたいと思っています。言ってみれば、ひとさんとみんなをつなぐ「架け橋」のようなぁです。「ああ、ひとりさんは今、こういうこと考えているんだな・・・」って、わかってもらえた嬉しいです。

さて今回は、「世の中って、運と実力の両がいるんだよ」っていう話です。

世の中って、「運」がないと、上がっていけせん。だけど「実力」がないと、上がって」落っこちちゃうんです。トランポリンと同じポーン!と飛び上っても、空中にそのままずっといられませんよね。だから、「運」と「力」の両方がいるんです。

さて、ここからが話のポイントなんだけど…、「どうしたら成功できますか?」っていうことを人に話すときに、「成功するには、運と実力の両方がいるんですよ」ってホントのことを言うと、人ってメゲちゃうんです。自分に自信のない人は、「私は運もないし、実力もない・・・」と思っているんだよね。「だから私には成功なんて、緑がない・・・」って思ってる。

だけど、オレがお弟子さんたちと出逢ったときに、「みんなは運がいいんだよ。だって、オレと出逢ったんだから。オレが全部、手伝ってやるから。だから、実力なんて、いらないんだよ」って言ってきたんだよね。

だから「あなたは運がいいんだから、楽しください。こやってな」って言っているうちに、仕事でも何でありがも、実力は後からついてくるんです。

人って楽しければ、努力するんだよね。マージャンと同じで、楽しきゃ徹夜でもやってるよね(笑)だから、相手がまず喜んで、楽しくなるようなことを言ってあげればいい。「オレと出逢ったから、君は運がいいんだ」ってことをまず知らせることが大事なんだよ。

みんなも人を育てようと思ったら、「実力がいるから、努力しろ」って言っちゃダメなんだよ。

これが人をつぶしちゃうんだよ。「オレに逢えたんだから、すっごく運がいい!」「私に逢えたんだから、もう大丈夫!」。そこから始めて、一緒に楽しくやっているうちに、必ず相手に「実力」がついてくる。このことを、どうか覚えていてください。以上です。

ありがとうございました。(ひとり)

「ひとりさんの詩」には、こんな意味がある!

2024年3月の詩

ひとりさんが詩の意味を解説します

3月は「自分を許す」という言葉です。

自分を許すことは、自分の心を「ゆるめる」ということ。「自分を許せない」ということは、自分の心を縛りあげていることと同じです。とても苦しいことです。自分を許せない人は、どうしても、人も許せなくなってしまいますよね。そして世間も許せない。だんだん、許せないことが多くなってしまいます。

自分を許すためには、「自分を許します」。1日10回だけ、この言葉を言ってください。

この言葉を言うだけで、あなたを縛りあげていた心の縄がほどけます。心も、体も、ラクになります。

それと、自分が許せない人は、「許せないから、そんな言葉は言えない」っていう人がいますが、思っていなくても、言葉だけでかまわないから言ってください。それだけで心がラクになりますよ。心を縛ったままでは、幸せになることも成功することもできません。「自分を許します」「自分を許します」…・・やさしい言葉ですね。(ひとり)

ひとりさんの「楽しい料理コーナー」

手軽な材料で、カンタンに作れるけど…、食べてみるとびっくりるほどおいしい!それが、ひとりさんの料理。

新小岩の「ひとりさんファンが集まるお店」で話題を呼んでいる、大好評の「ひとりさんレシピ」を、ご紹介していきます。

ひとりさんがつけた料理名「フランス料理」

フラン料理の作り方

<材料>

  • フランスパン 2センチくらいの厚さになるよう、斜めに切ったもの
  • 太白ごま油
  • 塩(自然塩)
  • バター(お好みで)

<作り方>

  1. フライパンに「大白ごま油」をたっぷりめにしいて、そこにカットしたフランスパンを並べます。
  2. パンの片面がキツネ色になったら、ひっくりかえします。
  3. 画面がこんがり、いい色に焼けたら。パンに塩をふってできあがり。まずは塩だけで食べてください。びっくりするほどおいしいです。お好みでバターをつけてもかまいませんよ。

<ひと口メモ>

大白ごま油でカリッと焼いたフランスパンは、食べたことのない香ばしさ。パンの外側はカリッと、中はしっとりもちもちしています。大白ごま油で締くので、たっぷり油を使ってもくどくなく、さっぱりしています。塩をきかせると、職高のおつまみに、この「フランス料理」を特にお酒を飲むと、もうとまりませ~ん!

「ひとりさんについていきたい!」

ひとりさんの考え方に賛同し、楽しく学ぶ「ひとりさん仲間」を紹介します!

  • 今回は「福岡特集」です。次回から、全国各地の「ひとりさん仲間」を紹介していきます。
  • 特約店さんの体験談は、「その人の想い」を紹介したくてのせたものですためにのせているわけではありません。特約店を募集するためにのせているわけではありません。
  • 体験談の中に「神さま」という言葉が出てきますが、宗教とは全く関係ありません。

「悩みのデパート」のようだった私。「自己重要感」を満たしたことで、大成功できた!

自分に自信が1ミリもなくて、自分が大キライだった!

「どうせ私なんて…・・」。これが私の口グセでした。私は「悩みのデパート」のような人生でした。何をやっても自信が持てなくて、自分のことが信じられない。

気が付いたら「うつ」になり、「パニック障害」も経験しました。自分を変えたくて、すがるように宗教に走り、滝に打たれるような「荒行」もやりました。それでも自分の中にある「自己重要感」(自分は価値のある大切な人間なんだ・・・と思う気持ち)は少しも埋まりません。

こんな私でも、結婚して、3人の娘の母親になりました。しかし、「娘にやさしくしたい」と思っているのに、気が付くと怒鳴ってばかりいるのです。「お母さん、トゲトゲしている」「もっと話を聞いてほしいよ」。

娘が涙ながらに訴えてきても、自分のイライラをどうしても抑えることができません。

「奇跡を起こして、成功したかったら、自分を愛して自分の中にある”宝”を信じるしかないんだよ」

そんな私が、一人さんの教えと出逢いました。「天国言葉」や「目の前の人の幸せを願うこと」、「いつも笑顔でいること」…・・など、ものすごくカンタンで楽しい教えを実践していくうちに、宗教でも「荒行」でも得られなかった、何とも言えないあったかい気持ちが心に芽生えてくるのを感じました。

しかし「自己重要感を満たす」という教えだけは、どうしてもできなかったのです。

「こんな、どうしょうもない自分を愛したり、好きになれるはずがない!」という思いが強かったのです。

ある日、一人さんからこんな話をいただきました。「迎ちゃん、奇跡を起こして、成功したいと思ったら、まず自分のことを愛して、自分の中にある“宝”を信じるしかないんだよ。「私は、私が大好きです!」って、何回も言ってごらん。これはちゃんをますます幸せにしてくれる”魔法の言葉”だよ」。

一人さんの話を聞いたときに、心に何かがストォーン!と音を立てて落ちたような気がしました。私はその瞬間、覚悟を決めました。「私の中にも“宝”はあるのかもしれない。

だって”宝”があるからこそ、神さまが最高の師匠である一人さんと出逢わせてくれたんだから…・・。今日から、自分の中の”宝”をじて、奇跡を起こしてみよう」。心でそう決めたとたん、現実は驚くほど早く動き出しました。覚悟を決めた日から、私のお店には不思議とお客さんが増えていき、売り上げが上がっていったのです。

”宝”が私の中にあるのに、こんなに汚い格好をしていたら申し訳ない!

さらに、「せっかく”宝”が私の中にあるのに、こんな汚い格好をしていたら申し訳ない!」という気持ちになり、いままで着たことも触れたこともないような華やかな洋服を着てみたくなりました。

お客さんは私の変身ぶりに驚いたようでりが、「迎ちゃん、別人みたいだね!」「10歳ぐらい若返ったんじゃない?」と喜んでくれです。また、娘たちも「お母さん、やさしくなったね!」「お母さん、可愛くなったね!」口々にほめてくれます。

私のお店の売り上げは、ひとりさんの商品に関して言うと、ひと月、5万円あるかないかでした。しかし、自分でも信じられませんが、いまはひと月で最高2000万円を超えるほどに!自分を愛して、「自己重要感」を満たしただけで、経済的にも、精神的にも、あっというまに幸せになれたのです。

私の中にある“宝”を言じて、これからも最高に楽しく仕事をしていきます。

道端の草を食べるほど、貧しかった私。「豊かさを遠慮するのは、『まちがい』なんだよ」という言葉にハッとした!

「遊び」に夢中になって、生活費を入れてくれない夫

この話は、いままで誰にも話したことがないのですが…・、私は結婚してから、ずっとお金に困ってきました。銀行員の夫と結婚し、二人の子どもに恵まれましたが、夫はそのころから遊び(パチンコや競馬)に頻繁に通うようになりました。そしてお給料が入ると、そのほとんどを使ってきてしまうのです。妻の私に手渡される生活費は、月々、ほんの数万円。

私は夫に「お金をちゃんと入れて!」と訴えましたが、夫は少しも遊びをやめる様子はありません。

本来だったら、離婚を考えるところですよね。でも当時の私はこう思ったのです。「私がガマンしよう・」「夫はいつか目を覚ましてくれるに違いない」。そんな淡い期待を抱きつつ、いつしか夫のことは、見て見ぬふりをするようになりました。そして子どもの前では、絶対に暗い顔を見せず、ことさら明るくふるまってきました。

とはいっても、食べ盛りの子どもを抱え、夫から手渡されるお金だけでは、日々の食糧でさえ十分に買うことができません。お肉や魚は高いので「かまぼこ」や「魚肉ソーセージ」で代用。そして野菜も買えなくなると、道端

に生えている「せり」や「タンポポ」などの野草をとってきて、食べたりもしました。

そんな苦しい生活を送っていても、私は親にも友人にも話しませんでした。「不憫だ…」と心配されたり、「可愛そう…」と同情されるのはイヤでした。当時の私は、「誰かのガマンをするのはいいことだ」と思ってしがありました。

「お母さんを見ていると、なんだかイライラする!」

ある日、小学校4年生の娘が、私に向かって、こんなことを言ったのです。「お母さんを見ていると、なんだかイライラする!」。私は娘のひと言に衝撃を受けました。子どものために、こんなにがんばっているのに…・・。当時の私は、娘の気持ちが理解できませんでした。

しかし、その数年後、なんと一人さんから、私の“まちがった思い込み”について、気付かせてもらうことになるのです。

貧乏生活のどん底の中で、私は何か自分にできる仕事がしたいと思い始めました。そのころ、たまたま本屋で手にとって読んだのが、一人さんの本、『変な人の書いた成功法則』です。今までなんとなく感じていた「楽しいこころの世界のこと」が、ものすごくわかりやすく書かれていて、思わずペンをとり、「そうそう!」「それが知りたかったの!」とあいづちをメモしながら夢中で読みました。

そして本を読み終わったとき、瞬時にひらめきました。「この斎藤一人さんという人の考え方を、もっと多くの人に伝えたい!私はそのお手伝いがしたい!」。しかし私は商売をしたことがないし、自己資金もゼロです。

「まるかん」の本部に問い合わせてみると、「一人さんの考えに賛同する人なら誰でも特約店になれますよ。元手はほんの少しの仕入れだけでいいし、自宅の玄関先でも商売はできます」との嬉しい答え。私に願ったり、叶ったりの仕事です。

「神さまは”自己犠牲”を望んでいないんだよ」

私にとって、この仕事は、「大好きな一人さんのことを、一日中、思いっきりしゃべれる仕事」。お客さんと一人さんの話をしているだけで、あっというまに一日が過ぎてしまいます。

「売り上げ」のことは考えなかったし、実を言うと私の中に「豊かになることに対して、遠慮する気持ち」というものがあったのです。

ある日、一人さんから「和ちゃんにちょっと話したいことがあるんだよ」と声をかけていただきました。そして、「和ちゃん、「私はいいのよ』って遠慮するクセ、もうやめた方がいいよ。和ちゃんは、自分が遠慮したり、ガマンしたりすることを、どこかで、いいこと、だと思って生きてきたよね。でもね、これは「まちがい」なんだよ。自分を犠牲にすることも、人を犠牲にすることも、いけないんだよ。神さまは、この地球上のすべての人、『みんな」に幸せになってもらいたい。この『みんな』の中に、和ちゃんももれなく含まれるんだよ。和ちゃんも、和ちゃんのお客さんも、和ちゃんの家族も、みんなが幸せになる。それが本当にみんなが望む生き方なんだよ」。

私は雷に打たれたように、体中に電流がビリビリと走りました。長年の「まちがい」にようやく気付き、胸の底からあたたかい涙が沸き上がってきました。

「私はいいのよ」をやめたとたん、売上がいきなり月2500万円に!

私は、自分が幸せになることに対して、遠慮するのを一切やめようと思いました。

「経済的に幸せになること」に対しても、「一人の女性として幸せになること」に対しても、すべてに積極的になる!そう思ったとたん、私のお店の売り上げはみるみる上がっていきました。いままで月数万円だったのが、なんと短期間で数百万円になり、それでもとまらず、最高で月2500万円もの売り上げが上がったのです。「豊かさを遠慮しない」という私の気持ちが変わっただけで、100倍近くも収入が跳ね上がったのには驚きました。

私はそのお金で、真っ白いベンツを買いました。自宅の玄関先でやっていた仕事も、お客さんがあふれるようになったので、改めて店舗をかまえることになりました。そして夫とも「お互い別々に歩んでいこう」と“卒婚”することが、ようやく今年はじめに決まりました。

上品なスーツに身を包み、真っ白いベンツに乗って、自分のお店へ通う私。ほんの数年前まで、道端の草を食べるほど、貧しく苦しかったとは、誰が想像するでしょうか?

いまの豊かさや幸せがあるのは、すべては「自己犠牲はまちがっている」と教えてくれた一人さんのおかげです。

私はこれからも天が授けてくださる恵みを遠慮せず、すべてを楽しみながら生きていきます。