「まるかん」のお店に行くと、ひとりさんのCDが110円で売っています。
ひとりさんの秘蔵のDVDも見ることができます。ぜひ遊びに来てくださいね! 。
今月のひとりさんのお話
何かで迷ったら、思い出してください。 「すべての答えは、ひとつだけ。 自分にも良くて、相手にもいいこと」
仕事やプライベートで、いろいろ迷うことってあるよね。
「この問題は、どうやって解決したらいいのかな…」って 思ったときに、ぜひ思い出してほしいことがあるんです。
その答えは、ひとつしかありません。「自分にも良くて、 相手にもいいこと」。これに尽きるんです。
あなたばかりが犠牲になってガマンするような解決法で もダメだし、相手ばかりが犠牲になってガマンするようなこ とでもダメ。神が求めていることは、「自分にも良くて、相 手にもいいこと」。これが「絶対なるマル(○)」なんです。
「どちらかだけにいいこと」だったら、絶対に長続きしま せん。すぐに終わってしまうし、成立しないんです。
例えば、お店だったら、「お客さんにとっていいこと」があっ て、「お店をやっている人にとってもいいこと」がある。この両 方がなきゃダメなの。そして、その両者の関係を円滑にする ために、「お金」という“エネルギー体〟が必要なんだよね。
例えば、「トヨタ」っていう会社は、自動車を作っている よね。それで「トヨタ」には、自動車を作るために、働きに 来ている人がいるんだよね。
一生懸命、働いてくれた従業員に、トヨタの社長が「愛 情と感謝」を示したいと思ったときに、トヨタは自動車を 作っているからといって、社員に自動車を配るわけにはい きません(笑)
それよりも、「お金」を渡すと、従業員の人は、そのお 金で、自分の好物のステーキも食べられるし、うなぎも食 べられる。そうやって美味しいものを食べて、スタミナをつ けて、また元気に働くことができるんだよね。
それから、トヨタが新車を出すと、その新車がほしいと 思う人が、「お金」を出して買うんだよね。
その「お金」で、トヨタはまた新しい車が作れて、社員にお給料も払うことができる。
だから、お互いに「いいこと」をするために、「お金」とい う“エネルギー体〟が、どうしたって必要なんです。そうじゃ ないと円滑にいかないの。
「お金」というのは、「神の最高のアイデア」なんだよ。美味 しいものを食べて元気を出すこともできるし、寒くなれば、 セーターやコートを買うこともできる。銀行に貯めておく こともできるし、ずっとタンスの中に入れておいたとしても 腐らない(笑) 本当に「すばらしいもの」を神さまは作っ てくれたんだよ。
だから、「お金」というものをもらえば、それぞれ欲しい トが進むようになっている。 「お金」は、お互いの愛情がう まく流れて、お互いがより一層うまくいくように、神が作っ てくれた「大事なエネルギー」なんです。
そして、「お金」というエネルギーがうまく流れていく関係 が、「自分にも良くて、相手にもいい」という関係なんです。
例えば、働きに行くんだったら、「私、この会社で働けて よかった!」と思うような会社がいいし、会社側も「この人 が来てくれて、よかった!」と思うような関係がいいの。そ うじゃなきゃ長く続きません。
どんな問題にぶつかっても、「お互いにとっていいこと」っ ていうのは必ずあるんだよ。それが最高の解決策だから、 みんなも、迷ったときには、「自分にも良くて、相手にもいい ことは何だろう?」って考えてみてくださいね。そして、そ れを選べば、まちがいないです。
今回の話は、以上です。ありがとうございました。 (ひとり)
ひとりさんへ「なんでも質問させてもらいます!」
みなさんからの熱いご要望にお応えして・・・、 ひとりさんに、気になる「10の質問」をしてみました。
すべての質問に、「うん、それはね・・・」と即答してくださったひとりさん。 そして、答え終わると、間髪入れずに「はい次の質問は?」と・・・。
あまりの受け答えの速さに、インタビューした私もびっくりでした(笑)
質問1 ひとりさんにとって「趣味」はなんですか?
ひとりさんの答え オレの趣味は、仕事と女性だね(笑)
質問2 いま一番行きたいと思う場所(旅行先)はどこ ですか?
ひとりさんの答え 東北。何回行っても、東北が好きなの。 本中、全部、いいところなんだよ。でも、オレはなんか東北 が好きなの。オレの肌にあっているのかな。
質問3 「一緒に働きたい」と思う人の条件はなんですか?
ひとりさんの答え これはひとつなの。オレは、その人に得 させたいし、幸せになってほしい。相手も「ひとりさん に得させたいし、幸せになってほしい」と思ってくれる 人。お互いが同じ考えじゃないと共鳴しないんだよ。 響きあわないんだよね。
質問4 人をやとうとき、その人の何を見ますか?
ひとりさんの答え 「縁」だね。縁があって、来るんだよね。 だから何も見ないね。履歴書も見ないし、人相も見な いよ。
質問5一人さんご自身は「ハデなブス」と 「地味な美人」がいたら、どちらと付き合 いたいと思いますか? (どちらの女性も一人さんのことが好きな 人です…(笑))
ひとりさんの答え これも「縁」なの。付き合 う人って、決まってるの。「ハデなブス」だ ろうが、「地味な美人」だろうが、付き合 う人は付き合うし、付き合わない人は、 付き合わないの。はい、次の質問どうぞ。
質問6 死ぬ前に食べたいものはなんです か?
ひとりさんの答え 永谷園の「お茶漬け海 苔」。梅とか鮭とか入っているのはイヤなの (笑) 普通の「海苔茶漬け」がいいな。
質問7 男の人は、なぜいろんなタイプの 女性と付き合いたいと思うのですか?
ひとりさんの答え これはね、釈迦がね、「男 の色情は女に向かい、女の色情は宝石や 洋服に向く」って言っているんだよね。男 の人がいろんな女性と付き合いたいのは、 女の人が「いろんなバッグ持ってみたい!」 とか、「いろんな洋服を着てみたい!」と 思うのと一緒なの。だけど、女性はこの理 論を、なかなか認めようとしないね。「ヤ キモチ」が入るから、なかなか認められな いの(笑) 自分が「いろんな グ持ちた い!」と思うのと同じだと考えたら、もの すごくカンタンに理解できるんだけど・・・ なあ(笑)
質問8一人さんは、なぜ仕事に対するモ チベーションが落ちないのですか?
ひとりさんの答え オレは仕事が大好きな の。だから、「大好きなこと」に対して、モ チベーションが落ちるってことはないんだ よね。オレは、「仕事をおもしろくやる」の が好きなの。オレは仕事を「おもしろい ゲーム」にしてからやるの。おもしろけれ ば、麻雀でも徹夜できるでしょ? 例えば 料理するときでも、さつまいもを生でかじってても、そんなにおいしくないじゃな い? それを「スイートポテトにしよう」 とか、「天ぷらにしよう」とか、おいしいも のに変えるから楽しいんだよね。それだけ のことなんだよ。 みんなは仕事を「おもしろくないままやっ てる」から、「モチベーションが落ちる・・・」 とかって言うんだと思うよ。もし、いまやっ ている仕事に飽きたら、「飽きないゲー ム」に変えればいい。それで、また飽きてき たら、「別のゲーム」にすればいいんだよ。
質問9一人さんはなぜ「納税日本一」をめ ざしたのですか?
ひとりさんの答え うーん、税金っていうのは、 誰でも払わなきゃいけないんだけど、そのまま 払っていると、「税金払うのイヤだな・・・」と思う だけだよね。だからオレは「納税日本一になる ぞ!」っていう楽しいゲームにしたんだよね。 オレにとっては「納税日本一」っていうのは、 「甲子園」みたいなものなの。毎年、日本中 から野球の強い高校が出てきて、どの学校 が一番強いか決めるじゃない。あれと同じよ うに、オレにとって「納税」は、「商人の甲子 園」なの。「野球の甲子園」の場合は、高校 生しか出れないけど、「納税」の場合は、じ いちゃんでも、ばあちゃんでも、若者でも、ど この誰でも出れるんだよね。そこで一位になっ たってことは、「すべての商人の中で優勝し た!」ってことなんだよな。そこが、たまらな くおもしろいゲームなんだよ。
質問10「お金に愛される人」って、どんな人だ と思いますか?
ひとりさんの答え お金に愛される人は、「人か ら愛される人」だよね。だって、お金だけが単 独で歩いてくるってことはないんだよ。お金は 誰かの「ふところ」にあるんだよね。それで、 「どうせなら、あなたから買いたい」と思う人 のところに、みんなお金を払うんだよね。だか ら、「人から愛される人」が、「お金に愛される 人」なんだよ。
「ひとりさんについていきたい!」
ひとりさんの考え方に賛同し、楽しく学ぶ「ひとりさん仲間」を紹介します!
- 今回は「福岡特集」です。次回から、全国各地の「ひとりさん仲間」を紹介していきます。
- 特約店さんの体験談は、「その人の想い」を紹介したくてのせたものですためにのせているわけではありません。特約店を募集するためにのせているわけではありません。
- 体験談の中に「神さま」という言葉が出てきますが、宗教とは全く関係ありません。
心の病気の特効薬になった、一人さんの魔法の言葉 「許しますって言えない自分を許します」
多額の借金を残して、蒸発した父 母と僕は、その支払いに追われた
僕はいま、茨城県で教員をしています。一人さんの 教えが大・大・大好きで、僕の人生のテーマは「斎藤一 人師匠と“変な教員〟(僕のことです)が行く!」。生 徒たちに何かを教えるときは、いつも心の中で「一人 さんだったら、どうやって教えるだろう?」と問いか けながら、最高に楽しく授業をしています。
こんな僕ですが、実は数年前まで、数多くの精 神的な病気を併発してきました。「うつ」「パニッ ク障害」「気分変調症」「統合失調症」・・・。病院で 言われた病名をあげたら、きりがありません。
まさか、こんなにたくさんの症状が、たったひと つの「一人さんの教え」で、すっかり良くなってしま うとは…。そんな“奇跡”が起こるなんて、思って もみませんでした。
僕が「精神的な病気」を発症するまで、どのような 生を送ってきたかをお話しますね。
僕は、小学校4年生まで、両親と姉と僕の四人暮ら しでした。しかし、僕が小4のときに、父が突然蒸発し てしまったのです。しかも、多額の借金を残して…。
その日から、母と僕たち姉弟は、父の借金返済 に追われる日々となりました。
毎日、いろいろな人から「早く金を返せ!」とう 電話が入ります。家にもたびたびヤクザのような 借金取りが来て、呼び鈴を鳴らし続けたり、ドア を乱暴に蹴り上げたり…。母と姉と僕は三人で抱 き合って毛布にくるまりながら、震えていました。 家にお金はまったくなくて、「借金取り」が帰るの を、ただひたすら待つしか方法がなかったのです。
それまで専業主婦だった母は、近所のスーパー にパートとして入り、早朝から、夜中まで働きま した。レジ打ち、惣菜売り場、フロアの掃除など、 できることは何でもやって、少しでもお金を稼ご うとしました。
父親は消費者金融からお金を借りただけでな く、知人から借りたブランド品を質屋に持ってい き、それを「担保」にしてお金を借りていたよう で、「大切なブランド品を返してほしい」との連絡 も入りました。
僕と母は質屋に行き、平蜘蛛のようになって詫 びながら、父が預けた商品を返してもらいまし た。僕は、質屋のおやじさんに頭を下げながら、子 ども心に、「オヤジのせいで、なんでこんなにみじ めな思いをしなきゃいけないんだ!」と天に向かっ て叫びたい気持ちでいっぱいでした。
「化学者」になる夢をあきらめて 学校の教師になる
僕は中学卒業と同時に社会に出て、家計を助 けようと思いました。しかし母親は、「あんたは勉 強が好きだから、高校と大学は行きなさいよ」と 言ってくれたのです。
こうして僕はバイトをかけもちしながら、勉強を続けることになりました。めちゃくちゃ忙しい 日々でしたが、ほんのかすかな希望も持ちました。 僕は「化学」の授業が大好きで、「もしもできるな ら、将来は化学者になりたい!」と、夢を抱くよう になったのです。僕にとって「高望みな夢」であるこ とはわかっていましたが、わずかな“希望の光”でも 持たないと、遊びも青春も知らない僕は、生きては いけなかったのです。
いよいよ大学の卒業がせまったある日、教授か ら、意外な申し出がありました。「君に、この学校 の教員になってほしい」というのです。僕は、化学者 になりたかったので、せっかくのお話ですが、断ろう と思いました。しかし母親に相談すると、「こんな にいいお話はないじゃない! お給料は安定してい るし、うってつけじゃないの!」と大乗り気です。
そう言われてみれば、僕の家には、まだまだ返さ ねばならない借金はあるし、ここで教師になるのが 最適の道のようにも思えました。
僕は、泣く泣く自分の夢をあきらめました。母 の前では未練がないように振舞っていましたが の中では「たったひとつの希望を、あっさりあきらめ てしまった自分が許せない!」・・・と、自分に対して 腹立たしい思いでいっぱいだったのです。
「ヒデちゃんを絶好調にしてあげる!」 女子生徒が貸してくれたのが、 一人さんの本だった!
僕は教員の道へと進みましたが、だんだん体に 変調が現れてきました。授業のあいまに、めまいや 吐き気、気分の極端な上がり・下がりを感じるよ うになったのです。
僕は人に見せまいと必死にかくしていました が、実は、心の中には「許せない!」という強烈な 思いがうずまいていたのです。「父が許せない!」 「捨てられた自分が許せない!」「夢をあきらめた 自分が許せない!」。ふとした拍子に、そんな思い がこみあげてきて、ギシギシと歯ぎしりするよう な思いでした。
そのうち頭痛やめまいで立っていられないように なり、病院に行くと、数々の精神的な病名を告げ られたのです。
大量の薬をもらい、それを飲みながら仕事をし ましたが、何カ月たっても、何年たっても、心の状態 が安定することはありませんでした。
かなり落ち込んでいたある日、ひとりの女子生 徒が、僕に話かけてきました。「ヒデちゃん、いま絶 好調?」。この女の子は僕のことを「ヒデちゃん」と 呼び、授業が終わった後、教壇に寄ってきて、気さ くに話しかけてくるのです。僕にアフロのかつらを かぶせようとしたり、流行りのギャグを言ってきた り、僕の事情を知ってか知らずか、何かと僕を笑わ せようとしているようでした。
僕は思わず、「えっ、絶不調だよ・・・」と本当のこ とを答えてしまいました。すると、女の子は、「じゃ あ、私、ヒデちゃんを絶好調にしてあげる! ちょっと変わったヒデちゃんには、ぴったりの本だ よ」と、ニコニコしながら一冊の本を差し出しま た。そこには『変な人の書いた成功法則』というタ イトルがありました。そう、一人さんが最初に書い た、おなじみの本です。
こうして僕は、女子生徒のおかげで、一人さんの 教えと出逢いました。彼女が言ってくれたとおり、 僕は「絶不調」から「絶好調」への階段をかけあが ることになるのです。
「自分を許します」 このひと言だけは、どうしても 言えない!
正直言うと、僕は、精神世界や自己啓発の 大のニガテでした。一人さんの本を勧めてくれた女 子生徒には申し訳ないけれど、最初の2~3ページ ほどざっと読んで、「あの本、読んだよ、ありがと う」と、彼女に返そうと思っていました。
しかし、『変な人~』の冒頭部分を数行読んだだ けで、僕の心にショーゲキが走りました。「この本に は、僕がいままで知ってきた“常識”とは、正反対の ことが書いてある!」。世間一般でいう「常識的な 幸せ」とは、かけはなれた人生を送ってきた僕で す。そのような”はみだし者”の僕にとって、ちょっと 風変わりな一人さんの教えが、とてもあたたかく心 に沁みて、「肌にしっくりきた」・・・そんな感じがし ました。
僕はもう夢中でページをめくりました。そして、 本屋に行き、一人さんの本を買いまくり、ほとんど すべてを読破しました。
自分を変えて、幸せになるには、一人さんの教え を実践するしかないと思いました。僕は、本に書い てある一人さんの教えを、かたっぱしから実践して いきました。
しかし、僕にとって、とても難しいものがひとつ だけありました。それは・・・、「自分を許します」と 口に出して言うこと。
この言葉をしゃべろうとすると、なぜか体の筋肉 という筋肉がこわばり、ノドがつまったようになっ て、全身が言葉を発することを拒否するのです。こ れには自分でもびっくりしました。「幸せな人生」 を送ってきた人には、なんら気にすることなく言え る言葉でしょう。しかし、僕にとって、こんなにも難 しい言葉はなかったのです。
ある日、僕は思い立って、東京・新小岩にある「一人さんのファンの集まるお店」に遊びにいきました。
その日はラッキーなことに、一人さんがお店にいらして、お客さんから質問を募集していました。
こんなすごいチャンスに立ち会えたのも、何か神さまのおぼしめしのように思えました。僕は勇気 をふりしぼって、ずっと聞きたかったことを、一人さ んに質問してみました。
「一人さん、僕、『自分を許します』っていうひと言 、どうしても、どうしても言えないんです。口に しようとすると、ノドがウッ!とつまったようになっ てしまって…」。
すると、一人さんが僕の方を向いて、にっこり微笑 みながら、静かな口調でこう言ってくれました。 「ヒデちゃん、自分を許しますって言えないとき はね、『許しますって、言えない自分を許しま す』、それだけ言えばいいんだよ」。
「許しますって言えない自分を許します・・・」。僕は そのまま繰り返しました。まるで何かの早口言葉 のようです。僕が面食らった顔をしていると、一人さ んが言葉を続けました。
「ヒデちゃんは自分のことを『許せない!』って思っ ているんだよね。そういうときって、心がぎゅっと 固くなって、閉じているんだよ。『許します』って 言ったとたんに、心がほっとゆるむんだよ。それで ずっとラクになる。許せないことがあると、自分の 苦しみがいつまでも続いてしまうことになるんだ よ。ヒデちゃんは、そんなの嫌だよね(笑)だか ら、心で思ってなくてもいいから、『許します』って 言ってごらん。たぶん、この言葉を言っていると、い ままでヒデちゃんが解決できなかったことも、必 ずいい方向に進むようになるよ」。
その日から、僕は念仏をとなえるように、「許 ますって言えない自分を許します」と1日何度も 口にしました。朝起きたとき、ごはんを食べる前、 トイレに入ったとき、授業のあいまの休み時間…。
とても不思議なのですが、この言葉を口にする たびに、まるでサイダーを飲んだときのように、心 に清涼感が走るのです。心に長年もたまっていた 「オリ」のようなものが抜け、体中が浄化されてい く感じ。僕はその感覚が嬉しくてたまらず、何度 も何度も言い続けました。
そして数か月ほどたったある朝、心がなんとも おだやかになって、すずやかに落ち着いているのを 感じました。日差しがキラキラ感じられて、ごはん がめちゃくちゃ美味しくって、生きていることがな んとも楽しい! こんな気持ちになったのは、何年 振りでしょうか。山のように常備していた精神病 の薬は、もう飲む必要がなくなり、病院への通院も 卒業できました。僕にとって、「許しますって言えな い自分を許します」という言葉こそが、最高の特 効薬だったのです。
父のことも許せて、 父の再婚相手から感謝の言葉をもらった!
自分の体調が良くなったのと同時に、父に対する思いが、変わっていくのを感じました。いままで 「父が許せない!」という気持ちばかりがあった僕 ですが、「父親がいたからこそ、一人さんに出逢えた んだ!」という思いに徐々に変わっていったのです。
そんなある日、何年も連絡をとっていなかった父 から、突然電話がかかってきました。父はいま再婚 して、その家族と暮らしているそうなのですが、あ いかわずお金に困っているとのこと。「オレは体の 調子を壊して、手術をすることになった。お前、手 術代を工面してくれないか・・・」。話の内容を聞 て、僕はハア~~ッ・・・と深いためいきをつきそうに なりました。「オヤジという人は、どこまでいって も、お金にルーズで、だらしがない人だ…。いったい いつまで僕を困らせるんだろう…」。そんなガッカ した思いが沸き上がってきましたが、そのとき、 ぱっと心に一人さんの教えが浮かんできました。 「ほめにくい相手をほめることこそ、やりがいのあ る修行になる」。僕の頭になぜかその言葉が浮か び、僕は瞬間的に、父のことをほめ続けました。 「オヤジは中卒で、がんばってきたんだよな。だか らオレ、オヤジのこと、尊敬してるんだよ」。「子供 のころに、将来一緒に飲もうって約束したよな。オ いまでもあの約束を覚えているんだよ」。「オヤ ジのいまの奥さんも、すてきな人だよな。だってオ ヤジが体を壊しても、ずっと連れ添って、オヤジに 尽くしてくれるんだから」。そんなふうに思いつく かぎりのことをほめていると、「そうかい・・・、ありがとな」と父の声が急におだやかになりました。
そして、「お前には、いままで心配かけるばかりで、 悪かったな。オレも何とか病気を乗り越えるから、 お前も体、大事にしな」。そう言って、父は静かに 電話を切ったのです。
後日、父の再婚相手の人から、僕のところに電 話がかかってきました。「あなたと電話をしてか ら、あの人(父のこと)は、私にすごくやさしくなっ たんです。『オレに尽くしてくれて、ありがとうな』 なんて言ってくれて。そんなふうにお礼を言ってく れたの、初めてのことなんですよ」。再婚相手の人 は、涙ながらにそう言って、僕にお礼を言ってくれ ました。まさか、僕がほめたことで、父の態度がこ んなにも変わるとは思ってもみませんでした。
いまは父が作った借金もすべて返済できて、母も ようやくゆっくり暮らせるようになりました。体 調も良く、教師の仕事も楽しく、すべてすべてが 「絶好調」の人生です。
あんなにたくさんの心の病を抱えていた僕が こんなに元気になろうとは、お医者さんでも予想 できなかったことでしょう。僕にこんな幸せを与え てくれたのも、すべては一人さんのおかげです。父の 借金も、心の病気も、ひょっとしたら「一人さんの教 え」と出逢うための“伏線”だったのかもしれませ ん。僕はこれからも「斎藤一人師匠と“変な教員〟が 行く!」をテーマに、教壇という舞台で、人生に 「大きな花」を咲かようと思っています。
「残りものの中に“宝”があるんだよ」 その言葉のおかげで、韓国に170人のお客さんができた!
周囲の人に後押しされて 「布団販売員」から、まるかんの特約店に
僕は、大阪府の豊中で、「庄内まるかん」というお 店をやっています。一人さんの教えとまるかんの商品 に惚れこんで、特約店になってからというもの、売り 上げは年々増えていき、なんと、今年の初めには、月 3千万円も金額を上げることができました。
何もとりえのない、不器用な僕が、ここまで来られ たのは、一人さんの教えを、ひとつずつ、実践してきた からに他なりません。
僕は元々、「高級布団」の営業をしていました。 20万とか30万とかする布団を売るのですが、当 時の僕は愛想もなく、セールストークもお話にならな いほどヘタだったので、まったく売れませんでした。
しかし、一人さんの本を読み、「目の前の人に、自分 ができることを“無償の愛”でやっていくんだよ」と いう言葉が、妙に心に残りました。
すると、その言葉をさっそく試すような出来事が 起きたのです。布団の販売をしているときに、ご年輩 の方から、「私、足腰が痛くて、夜、眠れないのよ・・・」 という相談を立て続けに受けるようになりました。 僕は、一人さんのサプリメントで、「足腰の痛みをラク にしてくれるもの」を知っていたので、「とってもいいも のがあるんですよ」と“無償の愛”でサプリメントを届 けていました。
すると、サプリメントを届けた人たちが、「お兄さ ん、あのサプリメントを飲んだら、ずいぶんラクになった のよ。お礼に、布団も買わせてもらうからね」と言って くれ、高級な布団が次々と売れるようになったのです。 そのうちに、「お兄さんが直接サプリメントを売って くれたら、すぐ買えるから助かるのに・・・」という声が 続々と集まるようになりました。
こうして僕は、周囲の人に後押しされるような形で、 まるかんの特約店の仕事をスタートさせたのです。
韓国在住の日本人女性からきた 「一通のメール」がきっかけになった!
ある時、東京の勉強会で、一人さんから声をかけていた だいたことがありました。「足立さん、成功する秘訣は ね…、案外、みんな、そのものの価値がわからなくて、 『捨てているようなもの』や『残りもの』の中にあるんだ よ。もし、足立さんが、そういうものを見つけたら、それ は”チャンス”だと思いな」。
「…………」。突然の一人さんの言葉に、僕がキョトンとしてい ると、一人さんは言葉を続けました。「あのさあ、足立さ ん。梅干しって、あるだろう? あの梅干しだって、最初 はみんな『梅の実はすっぱいから食べられない』って言っ て、捨てていたんだよ。でも、あるときに、誰かが梅の実 を拾ってきて、塩をふって、漬けたんだよね。そうやって工 夫したら、すっぱい梅の実で、おいしい梅干しができた。 そして、いまや梅干しは、国民食みたくなっている。そん なふうに、成功に導いてくれる“宝”は、案外、みんなが 『捨てているもの』や『残りもの』の中にあるんだよな」。
一人さんが僕に話しかけてくれたのは、飛び上るほど嬉 しいことでした。しかし、正直僕は、一人さんがなんでこん な話をするのか、よくわからなかったのです…。 しかし、こ の話をいただいたすぐ後に、一人さんの言葉を証明するよ うな出来事が起きたのです。
数日後、僕の店に一通のメールが届きました。それは、 韓国在住の日本人女性からでした。「私はインターネッ トで、斎藤一人さんのことを知りました。どうしても、一人 さんの作った商品がほしいのです。どうか、国際便で送っ ていただけないでしょうか?」。聞けば、いろいろな特約店 さんに連絡したそうですが、「うちは、海外には送れない んです…」「国際便のやり方がわからないんです…」と、 すべて断られてしまったとのこと。
僕は、この女性に一人さんの商品を、なんとしても送って あげたいと思いました。そして、僕の胸には一人さんが話し てくれた、「みんなが残したものの中に“宝”があるんだよ」 という言葉があざやかによみがえってきました。
僕は、すぐに国際便の手配をしました。 そして、メールで 僕が知っているかぎりの「一人さんの教え」を書いて、「僕に お役に立てることがあれば、何でもします!」と言葉を添 えました。こうして、韓国在住の日本人女性と僕とのメー ルのやりとりが始まったのです。
「圧」を教えたら、負けなくなった!
韓国在住の日本人女性は、メールで悩みや相談事を僕 に書いてくれるようになりました。「韓国人の女性は、 気が強い人が多くて、日本人の私たちは、どうしても言い 負かされてしまうことが多いんです。ビクビクしているせ いか、姑や親戚に意地悪されたり、職場や学校でいじめられている人もいます。どうしたらいいでしょうか?」。こ んな質問がきたので、僕はすかさず、こう答えました。 「その問題を解決するのに、うってつけの一人さんの教え あります。それは『圧』です!」。僕は「圧が強くなれば 、絶対にいじめられることもないですし、すべてのことがうまくいきます」という言葉を添えて「圧40連発※」を伝えました。
すると、1週間後、嬉しい報告のメールが返ってきまし た。「『圧』を言い始めたら、なんだか体にエネルギーがみ なぎるようになって、ちょっとやそっとのことでくじけなく なりました。不思議なことに、仕事でも売り上げが急激 に上がったんです。あまりに嬉しいので、まわりの日本人 会のみんなに、『圧』を教えてあげています!」。
この「圧」の出来事をきっかけに、韓国国内で「一人さん ファン」になる人が、急速に広まっていきました。たった 数ヶ月で、なんと170人ものお客さんが、韓国にできて いたのです。
【※圧40連発とは・・・】
次の言葉を、朝起きたら、できるだけ大きい声で言います。
●アツ(圧)を、ハリのある声で20回言います。
●同様に、「おはようございます!」を10回言います。
●同様に、「がんばります!」を10回言います。
※斎藤一人さん著『カンタン成功法則』(KKロングセ ラーズ)に詳しいやり方が出ています。
「歩けなかった男の子」が ぴょんぴょん飛び上がって見せてくれた!
今年初めに、僕は韓国に初めて行き、韓国のお客さん たちと触れ合う機会がありました。
そのときに、7歳ぐらいの男の子が、お母さんに連れ られてやってきました。その子は、背骨の湾曲症で、車 すに座ったまま、まったく歩けない状態でした。
僕は、一人さんの「○○○○」というサプリメント を、ぜひ飲ませてあげたいと思いました。少しでも症状 がラクになって、この親子の気持ちが明るくな ・・・、そんな想いでした。
男の子はサプリメントを飲んだとたん、急に、「僕、な んだか歩いてみたくなった!」と車椅子から立ち上がっ たのです。そしてみんなが見守る中、一歩、二歩と周辺を 歩き始め、最後には、ぴょんぴょんと飛び上って見せたの です(こんな奇跡的なことはめったに起きないことです が、実際に目の前で起きたことなので、お伝えさせてい ただきました)。
あまりのことに、みんなは「わあ!」と歓声を上げ、男 の子のお母さんは、嬉しさに泣き崩れました。みんなで 「もらい泣き」をしながら、男の子に鳴りやまないほどの 拍手を送りました。男の子は、はじけるような笑顔で、 「おじちゃん、嬉しいよ、ありがとう」と、僕にお礼を言っ てくれました。
まさか韓国で、こんな奇跡が起こるなんて、思ってもみ ませんでした。僕は一人さんが教えてくれた、「“宝”は、み んなが拾おうとしない『残りもの』の中にあるんだよ」と いう言葉の意味をしみじみと噛みしめていました。
※サプリのところで「○○○○」となっていますが、これ は商品名なので、のせられません。ごめんなさい。
コロンビアで起きた 「TUITELU(ついてる)」の奇跡!
一人さんの教えは、韓国に広まっているだけでなく、 なんといま南米のコロンビアでも、急速に「一人さんファ ン」が増えているそうです。僕のお店の愛弟子さんで、 コロンビアに工場を持っている人がいて、コロンビア人の 従業員たちに、「一人さんの教え」を伝えたそうです。
すると、コロンビア人たちは、一人さんの教えをいた く気に入り、「TUITELU(ついてる)」とローマ字でロ ゴを入れたTシャツをおそろいで作り、みんなでT シャツを着て、朝仕事が始まる前に、「ついてる!つい てる!」と日本語で合唱しているとのこと。また、 業場には、「TUITELU(ついてる)」と大きく書いた 張り紙をたくさん貼っていたそうです。
ある日、この工場が火事になってしまったそうなの ですが、なんと、「TUITELU(ついてる)」の貼り紙 をしていた部屋だけは、まったく燃えずに被害もな かったとのこと。
この出来事から、コロンビア人は、「“ヒトリサイト ウ〟の教えは、奇跡である!」と感動し、ますます一 人さん人気が高まっているそうです。
こうして僕の愛弟子さんたちは、韓国、コロンビ アと、世界に広まりつつあります。僕は、もしかした ら「まるかんの海外事業部」としてのお役割を担っ ているのか もしれませ んね(笑)
一人さんの教えで、世界中の人を幸せにするお手伝いができたら、こんなにうれしいことはありません。
神さまから与えられた使命を僕は今日も、まっとうしていきたいと思います