今月のひとりさんのお話
みんながいちばん知りたいことを伝えます「お金」と「仕事」の魔法のルール
お金に困るということは「まちがいに気づきなさい!」というメッセージ
世の中には「お金に愛される人」というのがいます。
その人が何か仕事をすると、不思議と次々に成功て、お金が入ってきます。
また何かを始めると、いろいろな人が応援してくれて、自然とお金が集まってきたりする人です。
その反対に、お金のことで、いつも困っている人っていますよね。
お金に困っている人には、それぞれ言い分があります。
「一生懸命、働いているのに、ぜんぜんお給料が上がらない…」という人もいます。
「独立したら、道具やお店の内装を整えるのにお金がかかって、お金がなくなってしまった…」という人もいます。
「お金を貯めても、病気やトラブルが次々と起こって、そのたびにお金が出ていってしまう…」という人もいます。
「兄弟や子どもがお金に困っていて、私に頼ってくるので、それを助けているたびに、お金がなくなってしまう…」rという人もいます。
お金に困っている人たちは、よくこう言います。
「私は日頃、いいことをしているし、一生懸命、働いている。それなのに、どうしてお金が貯まらないの?」では、なぜ、お金に困るのでしょうか?」
では、なぜ、お金に困るのでしょうか?
そこには神さまのこんなメッセージがあるのです。
「あなたのやっている何かが、”まちがい”だということに気づきなさい」
神さまは、とてもやさしい方なので、あなたを意味もなく困らせようとしていません。
あなたのやっている”まちがい”に気づいて、そこ直せば、あなたのところにスムーズにお金が流れるようくれるのです。
だから、もしあなたがお金に困っていたら、ど、も早く、あなたのやっている”まちがい”に気づく、事なのです。
お金(経済)に強くなるために最初にすることは”赤字”を出さないこと
「お金(経済)に強くなる」ために、最初にしなければいけないことは何でしょうか?
それは、”赤字”を出さないようにする。
いままで貯金をやりくりする工夫をして、月に1万円でも、2万円でも、貯めていく。
それができれば合格なのです。
それだけ、心がけていればいいのです。
その反対に、こういうのはダメです。
クレジットカードを何枚も作って、自分が今使ったかもわからないような人がいます。
そのカードでバンバン買い物をしてしまって、気付いたら、限度額を超えていたり…..。
「今月、足りない分をちょっとだけ借りよう」というつもりで、サラ金に行ってお金を借りてしまったり…..。
こうやって、自分が稼いで入ってくるお金より、「マイナス」を作ってしまうクセがある人がいます。
この「マイナスを作ること」が、一番いけないことなのです。
なぜなら、その人のお金の流れには、「マイナスを作る波動」がついてしまいます。
そうなると、何をするにも、借金をしなくては回っていかないようになります。
要は、あなたの「お金の流れ」に、絶対に「マイナス作らないことです。
商売を成功させたければ「出金」をできるだけ減らすこと
この「マイナスを作らないこと」は、商売や仕事をやる上でも、もっとも大切なことです。
商売や仕事で使うお金のことを「出金」といいます。
この「出金」を、最初から、できるかぎり減らすことです。
例えば、あなたが会社を独立して、商売を始めるとしますよね。
「いい場所にお店を借りて、お店の内装もステキにして、いい看板をつけよう…」と多くの人はワクワクしながら思うことでしょう。
「きっと、仕事の場所や道具にお金をかけるほうがお客さんがいっぱい来てくれるにちがいない!」
このような幻想を抱いてしまいがちです。
ところが、私に言わせると、最初の時点で、「出金」をどれだけ削るかで、勝負が決まってきます。
例えば、仕事の場所は、お金をかけて、いい物件を見つける必要はありません。
「自宅」で事が足りるなら、白宅で十分なのです。
お店を持った場合、内装だって、お金をかける必要はないのです。
「なんだかこの店は忙しくて、繁盛しているようだな…」
お客さんがそう思うように見せられれば、お金をかける必要はありません。
私のお弟子さんたちが商売を始めるときは、最初はみんな自宅で仕事を始めました。
いらなくなった机をもらってきて、そこに電話を
1台置きます。
これがそろえば、立派な事務所として活動できます。
ちなみに、お弟子さんたちのお店の看板は、ダンボール箱を手ごろな大きさに切って、社名をマジックで書いたもの。
文字は、私の手書きです。
1円もかけずに、立派な看板の完成です(笑)
ちなみに、ダンボール箱というのは、工夫しだいで、いろいろなことに役立ちます。
例えば、私は、お店を始めたばかりのお弟子さんたちに、「お店のあちこちに、ダンボール箱を積んでおきな」とアドバイスをしました。
なぜなら、お店の中がガランとしていると、「ヒマなお店」というふうに見えてしまうものなのです。
だから、とにかくダンボール箱をたくさん積んでおく。
それだけで不思議なことに「繁盛している雰囲気」になるのです。
ダンボール箱ひとつとっても、アイデアしだいで、使い道はたくさんあるのです。
そんなふうにして始めるので、お弟子さんたちの「出金」は、みんな、ほぼゼロ円です。
「マイナス」がないので、たとえ事業に失敗したとしても、1円も借金を負うことはありません。
商売で一番大切なことは、とにかく「儲け」を出すことです。
事業で「儲け」が出たら、その「儲け」でまかないながら、商売を広げていけばいいのです。
「儲け」を出す前に、商売道具にお金をかけてしまうことは、一番やってはいけないことなのです。
ところが、このまちがいを、多くの人がしています。
例えば、カメラマンの人は、最初にいいカメラをそろえれば、いい写真が撮れそうな気がしてしまうのです。
だから借金をしてでも、最新の設備のついた、高額なカメラを買います。
このことが、商売に借金のクセをつける「出金」だということに、残念ながら気がつかないのです。
食べ物屋さんをやっている人は、フライパンと鍋さえそろっていれば、たいていの料理は作れます。
それ以外のキッチン器具をそろえる必要などないし、また、それ以外の器具を使わなければ作れないようなメニューは考えないことです。
この「出金をかけない」ということは、実に大切なことなのです。
このことがわかっているかどうかで、商売が成功するかどうかが、決まってしまうのです。
「お金が入ってきたら、手のひらを返すように贅沢する」こういう人を、神さまは嫌う
お金がないときは、うんと切り詰めた生活をしていたのに、お金が入ってくるようになると、手のひらを返すように贅沢な生活をする人がいます。
こういう人を、神さまはちゃんと見ています。
なぜなら、その人の行い次第では、もういちど「含しかったころの修行」に戻す必要があるからです。
お金が入ってきたら、まず貯金をしなければいけません。
なぜなら、「お金の流れ」というのは、必ず変動があるからです。
世の中は、「無常」です。
いまの状態がずっとくことは、絶対にありません。
必ず流れが変わるときがきます。
そういうときに、その流れを乗り越えるためにも、貯金というのは必要になってきます。
例えば、売れない作家の人が、突然、ベストセラー本を出して、思いもよらない額の「印税」が入ってきたとします。
予想外の入金を見て、どれほど心が躍っても、そのときに、「先のこと」をしっかりと考えなければなりません。
なぜなら、次の年に、多額の税金の講求がくるからです。
また、次に出す本が、今回のように、うまい具合にベストセラーになるとも限りません。
常に「先のこと」を予測して、入ってきたお金を使うようにしなければなりません。
お金の使い方について、こんな名言があります。
「仕事がうまくいったときは笑顔で定食を食べて、仕事がうまくいかないときもフランス料理を食べられる」
どういうことかというと、仕事で成功して、どんなにお金持ちになっても、下町の定食屋さんの料理、笑顔で美味しくて美味しく食べるような気さくな人柄でいること
また、仕事がうまくいかないときでも、フランス料理を楽しむことができるような、まとまった額の貯金をしておくこと。
こういう人に、なりたいものです。
お金は「いりません」と言ったとたんに、入ってこなくなる
お金には、「流れる川」というものがあります。
利根川のようにものすごく大きな川でも、小さな川がいくつも集まって、大河になっているのです。
それとお金も同じことです。
例えば、あなたが誰かの役に立つことをして、「これ、ほんのお礼です」と、お金を差し出されたとします。
そういうときに、「いえいえ、そんな、お金なんていりません」と断ってしまうと、なぜか他のお金も入ってこなくなります。
それは「小さな川」の流れを、とめてしまったからです。
あなたが人の役に立つことをして、そのことに対してお金が出たら、「ありがとうございます」といただくことです。
これが、「お金の流れをとめないこと」なのです。
人の役に立とうとしないで、お金をほしがるのはいけません。
でも、人のために一生懸命働いて、それに対して利益が出たら、ありがたく受け取る方がいいのです。
そのことが、あなたの「お金の流れ」に勢いをつけることになるのです。
お金をあげるときは、「その人の幸せを願ってあげる」
あなたが、お子さんやご両親に、お小遣いをあげるとします。
そういうときは、「あげる人の気持ち」が、お金に波動として入るものです。
だから、「このお金で、たくさん楽しんできてね」と、その人の幸せを願ってあげたいものです。
「温泉にでも入って、ゆっくりしてきてね」とか。
「おいしいものでも、食べてきてね」とか。
その反対に、「この子は、かわいそうだから…・・」とか、「この先、何が起こるかわからないから…・」とか、憐れみや不安の気持ちでお金をあげると、お金にその波動が入ってしまいます。
そして、本当にもらった人は「不幸な理由」で、お金を使わなければいけないような出来事を引き寄せてしまうこともあるのです。
お金というのは、人の気持ちが入りやすいものです。
だからこそ、お金をあげる場合は、その人のもせを願ってあげましょう。
いい人ほど、「正当な欲」を捨ててはいけません
お金を稼ぐには、「欲」というものが必要になってきます。
人の「欲」には二つあります。
ひとつは、「新しい洋服がほしい」とか、「旅行に行ってみたい」とか、「生活をもっと快適にしたい」とか、人間として当然の欲求です。
これを「正当な欲」といいます。
「正当な欲」以外に、あとひとつ、「悪魔の欲」というものがありますが、これは、後で詳しく説明し
ます。
まずは「正当な欲」の話をしましょう。
「正当な欲」は、神さまがつけてくれた、大切な欲です。
この「正当な欲」を捨ててはいけません。
「正当な欲」をいけないものだと考えると、それと同時に、「もっとお金を稼ごう」という気持ちが消えていきます。
「いい人」の中には、「ほしいものがあっても、我慢することがいいことだ」と思っている人もいるでしょう。
そして、必要以上にケチケチした節約生活を送っている人もいます。
実はこれは、人のまっとうな感情に反していることになります。
なぜなら私たちは、生きているかぎり、「もっといい暮らしをしたい!」と思い、向上し続けるように、神さまが「正当な欲」をつけてくれたのです。
例えば学生の就職などでも、「活気があって、いい暮らしをしている人」の多い業界に人気が集まるのは、あたりまえのことです。
人が「かっこいいもの」や「きれいなもの」に憧れるのは、あたりまえのことなのです。
だから、成功したら、かっこいい車に乗ったり、華やかな洋服を着て、キラキラしたアクセサリーをたくさんつけて、みんなが「うわあ、この人、かっこいいなあ!」と憧れるような格好でいるのは大事なことです。
実は、それが「成功者」としての仕事でもあるのです。
私の聞いた話ですが、あるホテルの女社長さんのこんなエピソードがあります。
いつもスタッフの人と一緒に、ホテルの庭の草むしりをしています。
その女社長さんは、草むしりのときに汚れないようにするためか、いつも地味なグレーの作業着とズボンを履いているのです。
一見、社長のように見えません。
この社長さんは、一見、「謙虚な人柄」に見えて、正しいことをしているように思えます。
ところが、私に言わせると、これはダメなのです。
「社長」という役職なら、一目で「社長」だとわかるような華やかな服装をすること。
草むしりのときも、派手なTシャツや、大きな花のついた帽子でもかぶって、「さすが社長、草むしりのときでも華やかですね!」と思われるような格好をしていること。
それが、社長であることの役割なのです。
「成功者」になった人は、みんなから憧れられる格好をすること。
そうすることは、実は本人だけの問題ではないのです。
その業界の将来が明るいものであることを、これから仕事を選ぶ若者にアピールして、夢を与えることができるのです。
華やかな洋服を買うことも、キラキラ光るアクセサリーを買うことも、かっこいい車をほしいと思うことも、いろんな国に旅行に行きたいと思うことも、すべて「正当な欲」です。
「正当な欲」を持っていると、「もっと、がんばろう!」とか、「もっと、お金を稼ごう!」とか、「もっと上を目指そう」というファイトが沸いてきます。
そのファイトが、あなたに、さらなる幸せをもたらすのです。
「悪魔の欲」を持つと、お金を失ってしまう
さきほど「人の欲には二つある」というお話をしました。
「正当な欲」については説明をしたので、もうひとつ、「悪魔の欲」について話をしましょう。
「悪魔の欲」とは、「人を押しのけてでもお金がほしい」という自分本位の気持ちで持つ欲です。
また、「たくさんの人からすごい!と言われたい」とか、「人から、ちやほやされたい!」という「名誉欲」のことでもあります。
この「悪魔の欲」を持ったとたん、その人のところからお金はだんだんとなくなっていきます。
だって、よく考えてみてください。
いくらすごい偉業を成し遂げたとしても、「人を押しのけてでも幸せになりたい」と思っている人のことを、周りの人は応援するでしょうか?
成功とは「人から押し上げられるもの」です。
周りの人から、「あの人だったら、自分のすべてをかけても応援したい」と思われる人に、人も、お金も集まるようになっているのです。
さらに「人から、すごいと思われたい!」という「名誉欲」に、実に多くの人がひっかかってしまいます。
たとえばお金持ちになって、長者番付にのるようになると、いままでは来なかったような「お誘い」が、いろいろくるようになります。
それは、「ゴルフの会員権を買いませんか?」というものであったり、「自社ビルを建てませんか?」というものであったりします。
人は、「名誉」というものを目の前にちらつかせれたとき、名誉がほしくて、必要のないものまで買
てしまうのです。
要するに、「見栄」なのです。
「自分を、すごいものだと思ってほしい」という思いが、それをさせるのです。
「お金持ち」というのは、お金を持っている人のことを言うのです。
それなのに、だんだんお金が手に入るようになると、「名誉もほしい!」「お金も、もっとほしい!」というふうに、心が傾きだすのです。
せっかくお金を手に入れたのに、自分に必要もないような土地を買ったり、ビルを建てたりするから、お金がなくなってしまうのです。
さらに、「地位」や「名誉」をほしがって、選挙に出たりすると、いいようにやられてしまうのです。
「地位」や「名誉」がほしければ、政治家になればいいのです。
その代わり、政治家がお金を求めたら、逮捕されてしまいます。
そのことを、よく心得てください。
人間には、ひとりひとり、「立場」というものがあります。
その「立場」を貫き通せるかどうかで、本当の成功をつかめるかどうかがかかっているのです。
私は、商人です。
商人というのは、ひたすらお客さまに喜ばれるものを売るのが仕事です。
商人が、必要もないビルのオーナーになることはありません。
ゴルフがしたければ、その都度、お金を払ってプレーすればいいのであって、名誉のために、わざわざ高い「会員権」などを買うこともないのです。
また、「テレビに出ませんか?」なんて言われて、いい気になっているうちに、本業のほうがおろそかになってしまうのです。
自分の「立場」を忘れてしまって、「地位」や「名着」を求めたとき、その様子を神さまはじっと見ています。
そのことを忘れてはいけません。
「この人には、やっぱりお金を持たせないほうがいい…」と思われないような行動をとっていくことが、ずっとお金に愛されるコツなのです。
お客さんへの伝え方に、愛とユーモアをこめる
仕事を成功させようと思ったら、「お金」ではなくて、「知恵」を出さなくてはいけません。
この「知恵」にも、ちょっぴり「ひねり」が必要です。
愛とユーモアをこめた「知恵」を使うことです。
「いい人」は、マジメな人が多いものです。
マジメで一生懸命やっていれば、仕事が成功するかといえば、実はそうではありません。
なぜなら仕事で成功するには「人から、応援される」「人から、絶対的に愛される」という要素がなければ難しいのです。
例えば、「いい人」のマジメさは、貼り紙1枚にも現れます。
昔、私がお好み焼き屋さんに入ったら、鉄板のガス管のところに、このような貼り紙が張ってありました。
「ガス管には、さわらないでください」
実に、マジメな貼り紙です。
ところが、この貼り紙を、このような文言の貼り紙に変えたら、どうでしょうか?
「ガス管をひねりたいときは、ぜひ一声おかけくだあなたの安全のために、飛んでまいります!」
どうでしょう、わかりますか?
お客さんに対する愛情と、お店を好きになってもらいたいという意気込みを感じますよね。
また、あるお店の前を通ったら、玄関の電気が消えていて、こんな張り紙を見かけました。
「ただいま改装中にて電気が消えておりますが、営業はしております」
実にマジメな貼り紙です。
これがもし、私の店だったら、こんな貼り紙をすることでしょう。
「ただいま改装中にて電気が消えておりますが、店の中では元気でやっております。店の電気は暗くとも、私たちの笑顔は100ワットで待っております」
どうでしょう?
お客さんに対しての愛情と、ユーモアを感じますよね(笑)
このように、貼り紙一枚にも、愛情とユーモアをこめることです。
これからの時代、「おもしろさ」がないと、成功はできません。
例えば講演会で、いい話をする人がいても、それが「おもしろい話」でなければ、人はすぐに飽きてしまうのです。
学校の先生や教官など、人に何かを教えたり、指導する立場の人でも、「いいことを教える」だけではダメなのです。
「いいことを、おもしろく教える」これができることが、これからの時代で成功するコツなのです。
てっとり早く成功するコツは「黄金のワンパターン」を作ること
あなたが仕事で、てっとり早く成功するコツを教えます。
それは、あなたの仕事の中で、「なぜか、これをすると多くの人に喜ばれる!」というものを、ひとつだけ見つけてください。
そして、それを徹底的にやりましょう。
何度もやっていくうちに、それをパターン化していくことです。
成功する仕事には、「黄金のワンパターン」というものがあります。
その「黄金のワンパターン」を見つけることが、一番てっとり早く成功する秘訣なのです。
例えば、「水戸黄門」というテレビドラマがありましたよね。
あれって、毎回、同じパターンです。
身分を隠している、水戸の光圀公が、物語の終盤で「印籠」を見せる。
すると、いままでいばっていた悪人たちがいっせいに「ハハーツ」とひれふします。
この瞬間、ドラマを見ている人たちは、胸がスッキリします。
このシーンを見たくて、ついつい最後まで、見てしまうのです。
これが、「黄金のワンパターン」なのです。
「水戸黄門」と同じように、まず一回仕事が当たったら、そのやり方を5~6年は変えてはいけません。
仕事が当たった…ということは、その仕事の中に、「成功する要素」がつまっているということです。
みんなが求める「黄金のワンパターン」をつかんだ・・・ということなのです。
だから、同じパターンで、毎回、ちょっとだけ設定を変えるのです。
「水戸黄門」の場合は、実にうまいことに、全国各地を旅してまわるので、その土地にちなんだ設定に変えることができます。
土地の風習や名物を紹介しながら、その土地で出逢った、さまざまな人を助けていく。
悪人どもが「ハハ~ッ」とひれふすところは毎回同じです。
これが「黄金のワンパターン」なのです。
あなたも仕事の「黄金のワンパターン」をつかみましょう。
そして、当たっているうちは変えずにしばらく続けましょう。
当たらなくなったら、また別の方法を考える。
これが一番早く、仕事を成功させるコツなのです。
ところがみんな、このルールに気付きません。
一回仕事が当たると、次は、ぜんぜん違うことをやろうとします。
「もっと他のことも試してみたい」という気持ちもありますが、「自分はもっと別のこともできるということを、世間にわかってほしい」という気持ちもあって、違うことをやってしまうのです。
でも、これが「まちがい」なのです。
だから一発屋で、いなくなってしまうのです。
作家さんでも、映画監督でも、商人でも、一度当たったことは、「黄金のワンパターン」にして、やり続けることが大切です。
それが、あなたを最短距離で成功者にするのです。
仕事は、速くとりかかった人の勝ち何よりスピードが命になる!
仕事運のいい人には、共通点があります。
「いいこと聞いたら、すぐ実行!」
仲間や先輩から、「いいこと」を聞いたら、それを自分の仕事に取り入れるのが格段に速いのです。
中には、こう思う人もいるかもしれません。
「そんなにいいことだったら、しばらく考えてからやっても、同じでしょう」
ところが、これが違うのです。
取り入れるスピードが命になってくるのです。
なぜなら、すべての情報には「旬」があります。
いま、その人の耳に入ってきたということは、その人にとって「旬」なことなのです。
「もうちょっと考えてから、やろう…」とか、「もうちょっと周りの様子を見てからやろう…•」とか、そういうふうに、せっかくのいい情報を自分の懐であたためてはいけません。
自分の中で寝かしていると、いつのまにか「旬」が過ぎてしまうのです。
そして、「さて、そろそろ….」と腰を上げたころには、みんなが先にそれにとりかかっていて、ものすごい差が生まれているのです。
微差が、大差になる。
それが仕事というものです。
とにかく、速いだけで合格。
遅いだけで、失格なのです。
「いいこと聞いたら、すぐ実行!」
これができる人のところに、仕事のツキは集まっていくのです。
ひとり
~「人とお金」(サンマーク出版)より~
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