ひとりさん通信第24刊(2016年2月発刊)

今月のひとりさんのお話

あなたの悩みが一瞬でなくなる!「人間関係」の魔法のルール

「波長の法則」ーーーー「傷つけることを言う人」を、近づけない方法

世の中には、いろんな人がいるものです。

あなたにとって「触れてほしくない話題」に対して、ズケズケ言ってくる人もいるでしょう。

例えば、なかなか結婚しない人に対して、「早く結婚して、ご両親を安心させてあげなさいよ」とか。子どもがいない人に対して、「早く可愛いお孫ちゃんの顔を、親御さんに見せてあげなさいよ」とか。

しかし、結婚するか、子どもを産むかどうかは、すべては本人が生まれる前に、選んで決めてきていることなんだよね。

「結婚する」と決めてきている人は、時期がくれば、必ず結婚します。

「今生では、結婚しない」と決めてきている人は、結婚はしない代わりに、仕事やライフワークにいそしむことになるんです。

だから本来は、親であろうと、親戚であろうと、結婚や出産に、口をはさむべきではないんだよね。

なかなか結婚しない息子や娘に対して、「あんた、なんで嫁が来ないの?」とか、「いつまでも選り好みをしていちゃダメよ」とか、「このままだと行き遅れになっちゃうわよ」などと、何度も何度も言うことは、「いじめ」と一緒だよ。

本人が言われてイヤなことを何度も言うのは…こう言ってはゴメンなさいだけど…、親や親戚の方が「魂が未熟」ということだよね。

この問題を解決する方法は、ひとつしかありません。

「親や親戚は放っておいて、自分が魂を向上させる」。

これにつきるんです。

自分の魂が上がると、あなたに「傷つくようなことを言う人」は、なぜかそばに来られなくなります。

世の中には、「波長の法則」というものがあります。

「波長」とは、その人がいつも心で強く思っていることが、「見えない電波」のように出ているもので、「自分の出している「波長」と同じ電波を放っている人だけが、長く一緒にいられる…」という法則があるんです。

だから、「イヤなことを言う人」とは、違う「波長」になってしまえば、長く一緒にいることはなくなるの。

もしくは、イヤなことを言う人とたとえ離れられなくても、あなたの「魂のステージ」が上がってしまうと、いままでいちいち気になっていたことが、なぜか気にならなくなるものなんですよ。

誰かがイヤなことを言ってきても、「ああ、私をビシビシ鍛えようとしてくれているんだわ。ありがたいわね~」と”美化”して受け止めることができます。

また、向こうが何を言ってきても、平気の平左で、「ああ、そうですか」「まあ、それはそれは・・・」と、さらりとかわせる自分になれるんです。

あなたが魂のステージを上げてしまえば、あなたはいちいち傷つくことはなくなってしまいます。

イヤなことを言う人がいたら、「よーし、魂のステージをうんと上げるチャンスだな!」と思ってくださいね。

こうやって、気合いを入れて生きていれば、どんな問題が来ても、スカッと解決することができるのです。

自分にとって「いちばん修行になる相手」と結婚することになっている

この前、ある女の子が、こんなことを言ってたんです。

「私の夢は、早く結婚することなんです!」って。

彼女の夢を壊すようで悪いけど・・、結婚ってね、「夢」じゃないんだよ。目標にするようなことじゃないの。

だって、誰と結婚するかは、生まれる前に決めてきているんですよ。

自分にとって、「いちばん修行になる相手」と、結婚することになっているんです。

だから、「結婚する人」が出てきたら、周りがどんなに反対しても、結婚しちゃうものなんだよね。

「結婚って、修行なんだよ」っていう話をしたら、「その話を聞いて、気持ちがすっごくラクになりました」っていう人が、けっこういっぱいいるんですね。

特に、奥さんにやりこめられてる男の人が、そうや言うんですね(笑)

「奥さんがガミガミ言ってきても、「きたきた・修行がきた』と思えば、乗り越えられそうな気がするんでだって。

ともかくね。女の方が、男より強いんです。

「女に負けない」って大変なことだよね。

男千人に勝つより、女房ひとりに隣つ方が大変なんですよ。

とにかく、女は「理詰め」で攻めてくるからね。

「あんたはこうだからダメなんだ」「ああだからダメなんだ」ってずーっと男に言ってくるじゃない。

ついに男がガマンに耐えかねて、一発だけブン殴ると、「あなたは最後には暴力をふるいましたね!」って、ずーっと言い始めるんだよね。

あれに勝つのって、大変だよ(笑)

男は事業でいろんなエネルギーを使うより、奥さんと戦う方がずっとエネルギーを使うんです。

結婚って「修行」だから、結婚したら、相手は自分にとって「困ること」をすると思っていれば、まちがいありません。

例えば、ものすごくいいダンナさんがいるとすると、そのダンナさんはだいたい早死にする。

なぜかっていうと、「修行」だから、「いいダンナ」一うなぎ」はいなくなるのが、相手にとって一番困るの。

その反対に「良くないダンナ」が長生きするのも困るよね(笑)

だいたいね、「いいダンナ」なんて、いるわけないんです(笑)

もし、いるとしたら、よっぽどガマンして、奥さんにあわせているんです。

そのガマンが体に悪いんだよ(笑)

とにかく、結婚って、修行ですからね。ケンカしたり、あきらめたり、許しあったりしながら、相手からいろんなことを学ぶんです。

それで、修行が終わると、二人は別れるようになっているんです。

修行が終わらない限りは、「激しい攻防戦」は、まだまだ続くんです。

すべての答えは、ひとつだけ「自分にも良くて、相手にもいいこと」

仕事やプライベートで、いろいろ迷うことってあるよね。「この問題は、どうやって解決したらいいのかな…」って思ったときに、ぜひ思い出してほしいことがあるんです。

その答えは、ひとつしかありません。

「自分にも良くて、相手にもいいこと」。

これに尽きるんです。

あなたばかりが犠牲になってガマンするような解決法でもダメだし、相手ばかりが犠牲になってガマンするようなことでもダメ。

神が求めていることは、「自分にも良くて、相手にもいいこと」。これが「絶対なるマル(〇)」なんです。

「どちらかだけにいいこと」だったら、絶対に長続きしません。すぐに終わってしまうし、成立しないんです。

例えば、お店だったら、「お客さんにとっていいこと」があって、「お店をやっている人にとってもいいこと」がある。この両方がなきゃダメなの。

そして、その両者の関係を円滑にするために、「お金」という“エネルギー体”が必要なんだよね。

例えば、「トヨタ」っていう会社は、自動車を作っているよね。それで「トヨタ」には、自動車を作るために、働きに来ている人がいるんだよね。

一生懸命、働いてくれた従業員に、トヨタの社長が「愛情と感謝」を示したいと思ったときに、トヨタは自動車を作っているからといって、社員に自動車を配るわけにはいきません(笑)

それよりも、「お金」を渡すと、従業員の人は、そのお金で、自分の好物のステーキも食べられるし、うなぎも食べられる。そうやって美味しいものを食べて、スタミナをつけて、また元気に働くことができるんだよね。

それから、トヨタが新車を出すと、その新車がほしいと思う人が、「お金」を出して買うんだよね。

その「お金」で、トヨタはまた新しい車が作れて、社員にお給料も払うことができる。

だから、お互いに「いいこと」をするために、「お金」という“エネルギー体”が、どうしたって必要なんです。そうじゃないと円滑にいかないの。

「お金」というのは、「神のすてきなアイデア」なんだよ。美味しいものを食べて元気を出すこともできるし、寒くなれば、セーターやコートを買うこともできる。銀行に貯めておくこともできるし、ずっとタンスの中に入れておいたとしても腐らない(笑)本当に「すばらしいもの」を神さまは作ってくれたんだよ。

だから、「お金」というものをもらえば、それぞれ飲しいものがまんべんなく買えて、幸せな気分になれて、円滑にコトが進むようになっている。「お金」は、お互いの愛情がうまく流れて、お互いがより一層うまくいくように、神が作ってくれた「大事なエネルギー」なんです。

そして、「お金」というエネルギーがうまく流れていく関係が、「自分にも良くて、相手にもいい」という関係なんです。

例えば、働きに行くんだったら、「私、この会社で働けてよかった!」と思うような会社がいいし、会社側も「この人が来てくれて、よかった!」と思うような関係がいいの。そうじゃなきゃ長く続きません。

どんな問題にぶつかっても、「お互いにとっていいこと」っていうのは必ずあるんだよ。それが最高の解決策だから、みんなも、迷ったときには、「自分にも良くて、相手にもいいことは何だろう?」って考えてみてくださいね。そして、それを選べば、まちがいないです。

どこか心が苦しい人は、自分のことを許してあげよう

自分を許すことは、自分の心を「ゆるめる」ということ。

「自分を許せない」ということは、自分の心を縛りあげていることと同じです。

とても苦しいことです。

自分を許せない人は、どうしても、人も許せなくなってしまいますよね。

そして世間も許せない。

だんだん、許せないことが多くなってしまいます。

自分を許すためには、「自分を許します」。

1日10回だけ、この言葉を言ってください。

この言葉を言うだけで、あなたを縛りあげていた心の縄がほどけます。

心も、体も、ラクになりますよ。

それと、自分が許せない人は、「許せないから、そんな言葉は言えない」っていう人がいますが、思っていなくても、言葉だけでかまわないから言ってください。

それだけで心がラクになりますよ。

心を縛ったままでは、幸せになることも成功することもできません。

「自分を許します」「自分を許します」…・やさしい言葉ですね。

「“心の空間”の法則」—-「相手の空間をおかす人」とは、長く一緒にいられない

この前、ある女の子から、こんな質問が来たの。

「つきあっている彼氏と、別れることになってました。「この人は運命の人だ!」と思っている!好きだったのに、縁が切れてしまうのは、どうしょうか?」。

縁が切れる原因って、いろいろあるよね。人によって違うんだけど…・、ほとんどの場合は、「相手の”心の空間“をおかしたこと」なんだよな。

この世には、「“心の空間”の法則」っていうものがあるんだよ。

人には、自分に必要な「心の空間」っていうものがあるんだよね。「心の空間」っていうのは、「自由に、のびのび動ける場所」っていうのかな。「心の空間」がたくさん必要な人と、少しでも大丈夫な人と差はあるかもしれないけれど…、必ず「必要な“心の空間”」とっていうのがあるの。

その「心の空間」を、人からおかされたらイヤだよね。

たとえ、付き合ってる相手だったり、結婚相手だとしても、自分の「心の空間」をおかされると、ものすごくイヤなんだよな。

例えば、奥さんが「韓流ドラマ」が好きで、韓国の俳優をおっかけているとするよな。それで、その奥さんのダンナも「韓流ドラマ」が好きだったら、夫婦で一緒に楽しめて、「楽しい。心の空間を」が大きくなるよな。

でも、ダンナは「韓流ドラマ」に興味がなくても、それはそれでいいんだよ。奥さんに「おまえは、韓流ドラマ好きだもんな。十分楽しみなよ」とか言ってればいいんだよな。それは、相手の「心の空間」を認めてあげたことになるんだよ。

だけど、「韓流ドラマなんてくだらないもの、見るのやめろ!」って言うのは、奥さんの「心の空間」に踏み込んで、相手の「心の空間」を減らそうとしていることになる。

こういうふうなことをされると、奥さんは、ダンナのことがつくづくイヤになるんだよ。

結婚しても、付き合っても、相手が好きでたまらないときは、お互い相手の「心の空間」に入り込んでも、文句を言わない時期があるんだよ。だけど、お互いがもともと他人だから、相手とは違う「心の空間」があってあたりまえなんだよな。

「この人は、このくらいの空間だから」って、認めてくれる人とは、長く一緒にいられるんだよ。

だって、「“心の空間”を認めてくれる人」は、自分の「心の空間」の中にいてもいいもんな。

相手の「心の空間」を認めなかったり、減らそうとする人がそばにいることが耐えられないんだよ。

もしかすると、この質問をくれた女の子は、相手の「心の空間」の中に入り込もうとするクセがあるのかもしれないね。

愛があるから、相手の「心の空間」にズカズカ入っていいんじゃないんだよ。

愛があるから、相手の「心の空間」を大事にして、守ってやらなきゃいけないんだよな。

子どもに嫌われる親は子どもの「空間」に入り込み過ぎている

「相手の“心の空間”をおかさない」っていうことは、親子関係に対しても言えるんだよ。

子どもを立派な人に育てたかったら、なるべく大きな「心の空間」を与えてあげること。これが大事なんだよな。

大きな木を育てたかったら、大きな木が根をはれるだけの土地面積がいるんだよ。

それなのに、ちっちゃい領土しか与えなかったら、細い木にしか育たない。だから、木の成長にあわせて、大きい植木鉢に植え替えるように、子どもの成長にあわせて、「自由空間」を大きくしてやらなきゃダメなんだよ。

子どもって、大きくなるにつれて、興味の範囲や、行動範囲が増えるよね。

例えば、小さいころは、お父さん、お母さんと川の字になって寝ていても、小学校に上がったら、自分の部屋をほしがるとか。

小学生までは門限が夕方の6時でよかったけど、中学生になると、「夕方の6時までに帰ってきなさいよ」って言っても、もっと遅くなって、夜の8時になるととか。

それが当然なの。

それを、昔のまんまにしようとするから、苦しくなるの。

嫌われる親っていうのは、「あなた、こうでしょ..」とか、「そんなのダメでしょ…・・」とか、子どもの「心の空間」に入り込み過ぎるんだよ。

「私は子どものことを愛してるから、入り込む」って言うけど、「愛してるから、入り込んじゃいけない」の。

子どもの「心の空間」に入り込む人に限って、「うちの親は、私にこういうことをしてイヤだった…」って延々と言ってるけど、自分がイヤなことを、なぜ子どもにもするの?

自分がされてイヤだったら、どんなにイヤかがわかったんだから、子どもにはしない。これが正解なんですよ。

子どもだって、生きていくのに必要な「心の空間」ってあるんです。それを親におかされ、教師におかされ・•ってなると、だんだん元気がなくなっていくんだよ。

親子関係がうまくいかない人は、子どもの「心の空間」に土足で入り込むことを愛だと思っているけれど、ホントの愛っていうのは、そういうことをしないことを言うんだよな。

「好き」と「嫌い」の間に「どうでもいい」という”グレーゾーン”を作る

このまえ、お弟子さんの舛岡はなゑさんから、すごくいい話を聞いたので、みんなにも教えたいと思います。

はなゑさんが、「普通は『好きな人』と「嫌いな人』がいるよね。でも、私の場合はね、「好きな人』と「どうでもいい人』しかいないんだ」って言うんです。

それを聞いて、ひとりさんは「はなゑさん、いいこと言うなあ!」と思ったんです。

なぜかと言うと…・、私のお弟子さんになるような人は、みんな「いい人」だから、たとえ「嫌いな人」がいても、「好きにならなきゃいけない」って思って、生懸命努力するんだよね。

でも、「嫌いな人」を好きになることって、なかなかできないんです。

また、「嫌われる人」って、「嫌われるようなこと」をするから、嫌われるんだよね。

それで、そういう人を、いくら好きになろうとしても、また嫌がらせをされて、イヤな思いをしたり、傷つくことになるんです。

そういうときに、「この人は「どうでもいい人」だから、何を言われても気にならないんだ・・・」って思うと、気持ちがふっとラクになって、乗り越えられるんだよね。

不思議なものなんだけど…・、「好き」という分類と、「嫌い」という分類の間に、「どうでもいい」っていう”グレーゾーン“があると、すごく助かるんです。

なぜかというと、「あの人、嫌いだ!」と思っていると、「嫌い」っていうトゲトゲした波動を、常に出していることになります。

でも、「どうでもいいや」と思っていると、トゲトゲした波動は出さずに済みます。

だから、「どうでもいいや」と思うだけで、自分も、周りの人も、おだやかでいられるんだよね。

この話をいろんなところでしたら、「ひとりさん「どうでもいい人」の話を聞いて、助かりました「心がラクになりました!」っていう人が、意外とぱいいたんだよね。

~以上「おもしろすぎる成功法則」(サンマーク出版)より~

「やさしくする一のと、「なめられる」のとは違う!

私のファンの人たちは、とても「やさしい人」が多いです。

やさしいことは、とてもいいことです。

だから、「やさしさ」は、この先も、ぜひなくさずに持ち続けてください。

ところが、世の中には、この「やさしさ」を逆手にとってくる人がいます。

巧妙な言葉で「やさしい人」をだましたり、お金をとったりする人がいるのです。

こういう悪い人たちは、「いい人」のことを、なめてかかっているのです。

「コイツだったら、上手にだませる…」「この人だったら、お金をとれる」と思って近づいてくるのです。

そのことに、すぐに気がつくような、頭のいい人にならなければなりません。

また、学校や会社で、傷つくような言葉を言われたり、いじめられた経験がある人もいるでしょう。

それは相手が「コイツだったら、何を言ってもいい」「自分のうさばらしに、コイツをいじめてやれ」と思っているのです。

こういう意地の悪い人たちに、あなたは絶対になめられてはいけません。

「いい人」ほど、強くならなければいけないのです。

「善に強くは、悪にも強くなくてはいけない」。

この言葉の意味が、わかるでしょうか?

「悪に強い」というのは、悪を見抜く力があるということです。

要するに、悪い人の考えてくることを、先回りして見抜かないとダメだ・・・ということです。

人は、「人がいい」だけでは生きられません。

「いい人」でも、悪に弱ければ、人からなめられて、いつもバカにされたり、詐欺にひっかかったりして、つらい思いをすることになります。

お金を取られた場合は、あなたがつらい思いをするだけにとどまりません。

例えば、詐欺にあって、あなたが100万円取られたとします。

悪い人にお金がいったら、また悪いことに使う。

あなたが大切に貯めたお金が、結局「悪いこと」に使われてしまうのです。

だから、世の中のためにも、悪に強くならなければいけないのです。

いいですか?

あなたをなめてかかる人にまで、やさしくすることはないのです。

ビクビクしたり、相手の機嫌をとったりするのをやめて、毅然とした態度で立ち向かいましょう。

また、いっけん親切そうな顔をして、人をおどかしたり、不安にさせたりするような人とも、かかわってはいけません。

世の中には、「神」という言葉を口にしたり、「占い」を口にして、おどかすような話をする人がいます。

その話をよく聞いていると、最後には「これを買わないと、大変なことになりますよ」という結末になる話です。

あなたのことを必要以上におどかすのは、何か自分にトクがあるからです。

だから、そういう「おかしな話」が出てきたら、「これ、おかしいぞ!」と見抜かなければなりません。

「いい人」ほど、「人を見抜く力」を養わなくてはいけないのです。

それが、あなたのためにも、世の中のためにもなるのです。

人になめられない魔法の言葉は「えばっちゃいけない、なめられちゃいけない」

誰にでもやさしいというのは、最高の美徳です。

ところが、こういう人の最大の久点が、人から「なめられやすい」ということです。

「なめられるケース」というのは、人それぞれ違います。

その人が生きている状況によって違ってきます。

例えば、ダンナさんになめられていて、何かというとすぐになぐられる奥さんがいます。

上司になめられていて、会社に行くと、毎日、ひどい罵声を浴びせられる人もいます。

小学生のお子さんで、同じクラスの同級生になめられていて、いじめを受けているという場合もあるでしょう。

このバラバラのケースを、いっぺんに救うことができる、「魔法の言葉」というものがあるのです。

「そんな都合のいい言葉なんて、あるの?」と思うでしょう?

ところが、これが、あるのです。

それは…「えばっちゃいけない、なめられちゃいけない」。

この言葉を、一日に100回、自分に向かって言ってください。

この言葉を言い続けていると、ある回数を超えたとき、すごいことが起こります。

あなたがどうすればなめられないようになるか、その具体的な解決方法がふっと頭に浮かんでくるのです。

なぜなら、人間の脳は、自分が口にする言葉に対して、現実とぴたりとあわせるような方法を見つけ出すようにできているのです。

あなたが「なめられたらいけない」と言うたびに、脳の中は、グルングルンとすごい速度で回転して、「どうすれば、自分は、なめられなくなるか?」という方法を探し出すのです。

それが、あるときふっと頭に浮かんでくるのです。

ダンナさんになぐられていた奥さんは、「子どもを連れて家を出る」という方法を思いつくかもしれません。

上司に罵声を浴びせられる人ならば、「もう罵声を浴びせられないように、仕事の実力をつける」という方法を思いつくかもしれません。

同級生からいじめられている小学生なら、「親にいじめられていることを話して、一緒に学校に行ってもらう」という方法を思いつくかもしれません。

とにかく、この「魔法の言葉」を言っていると、あなたにとってベストな解決方法を思いつくのです。

しかも、この魔法の言葉には、「えばっちゃいけない」という枕詞がついています。

そのため、あなたは誰かに対してえばったり、イヤな態度をとることもなく、本来の「いい人」のままで、事態を解決することができるのです。

あなたがやさしくて、いい人であればあるほど、絶対に覚えておいてほしい「魔法の言葉」です。

~以上「人とお金」(サンマーク出版)より~

ひとり

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