ひとりさん通信第26刊(2016年7月発刊)

今月のひとりさんのお話

知っているだけで、もう心が迷わない!人生が楽しくなる「魔法の法則」

「美化の法則」ーーーー朝、起きたら「今日も一日美化しよう!」

最近、ひとりさんは目が覚めると、こう思うことにしているんです。

「よし、今日も一日、美化して生きよう!」。

「美化」というのは、部屋をセッセと掃除することではないんです。気持ちの問題なんだよね。

「自分に起きたことを、そのままで受け止めず、ほんのちょっと良く上乗せして受け止めること」。

これが、ひとりさんの言う「美化」なんです。

例えば、会社で仕事をしているときに、ちょっとしたことでガミガミ言う上司がいるとするよね。

「あの人は、私をビシビシ鍛えて、最強のサラリーマンにしてくださっているんだね。ああ、ありがたいなあ!」。

仕事が終わって、疲れて家に帰ったとき。奥さんが「待ってました」とばかりに、あなたの「キョーミの持てない話」をまくしたててくることがあるでしょう。「うちの猫にノミがいっぱいいる」とか、「韓流アイドルがどうした」とか、「ブランドの新作のバッグがどうした」とか・…・。

それでもあなたは奥さんの話を、笑顔でじっと聞きながら、こう思えばいいのです。

「奥さんは、私に、どんなジャンルの話でも、じっと耳も傾ける”修行の機会”を与えてくれているんだね。これ仕事のクレームが来ても“仏の笑顔で話を聞くことがきる。ああ、ありがたいなあ!」。

とにかく、そのまま受け止めないことです。

これが”美化”のコツなんですね。

なぜ、ひとりさんがわざわざ、こんなことをしているかというと…、これには深い理由があるんです。

私たちが、この世に生まれてきたのには、理由があります。

それは…・、「この世で魂のステージを上げて、もっとステキになって、あの世へ帰ること」。

そういう約束を、生まれる前に、神さまとしてきているんだよね。

あなたが「もっと、ステキになるため」には、物事をそのままで受け止めていたらダメなんです。

そのまま受け止めていたのでは、「普通の人」。

「普通の人」のままでは、神さまとの約束は果たしたことにならないからね。

「ステキな人」とは、「どんな状況を与えられても、なんでも“美化”することができる人」。

だから、「美化」とは、「ステキな人」になるための訓練なんですよ。

さて、いまこの話を読んでいる人の中で、一生懸命、相手を美化していると、ひょっとして、相手が変わってるのかしら?」と思った人がいるかもしれません。

そんな期待を裏切るようでゴメンなさいなんですが

…(笑)、正直に言って、美化したところで、相手は何も変わりません。

相手は変わりませんが、あなたの心が変わります。

美化していると、心の中に「ステキな波動」が広がって、サイダーを飲んだときみたいに、スカッとさわやかになっていくのです。

美化していれば、相手のことも悪く思わないで済むし、自分も楽しい。

美化している自分は、なんだかとても「いい人」に思えて、自分のことをますます好きになるんです。

そして、美化には、さらに「いいこと」があるんです。

どんなことが起きても、「美化しよう」としているあなたは、まわりの人からすると、「すっごくステキな人」に見えるんだよね。

「こんなに大変な状況なのに、相手のことを悪く言わないなんて、ホントにえらいわよね」とか。

「あんな難しい人のそばにいるのに、相手のいいところだけを見ようとするなんて、すごいわね」とか。

そんなふうにまわりの人は、あなたのことを「すごい人ね」とか、「ステキな人ね!」と思って、応援するようになるんです。

だって、そうでしょう。

「ホントのことなんだから、悪口を言って、何が悪いの?」と悪口をダラダラと垂れ流している人がいるけれど..。

悪口って、「聞かされている人」もツラいんですよ。

それよりも、自分に起きたことを、少しでも良く受け止めようとしてる人。

そして、一生懸命「美化しよう!」としてる人。

そういう人がそばにいると、なんか心強いし、その人から「光」が伝染してきて、自分の気持ちも明るくな。

だから、そういう人って、たまらなく魅力的なんだよね。

そういう人を、人は応援したいと思うんだよね。

あなたは「美化委員長」になりましょう。

率先して「美化活動」をやってみてください。

あなたの人気は、「うなぎ登り」に上がっていくでしょう。

「バランスの法則」ーずっと成功を続けるために知っておきたい「ヒミツの法則」!

さて、いまからお話することは、あなたが成功を続けるために、とても大切なことです。

わかりやすい例にして、お話しますね。

数年前に、ある女子のマラソンランナーが、オリンピックで金メダルをとりました。

この選手はすごいがんばって、努力して、金メダルをとったんです。

すると日本中で、彼女のことが話題になりました。マスコミは「国民的ヒロインだ」とか、「スポーツ界の救世主だ」みたいな報道をして、みんなで彼女の活躍を喜んだんだよね。

ところが、ここまでは良かったんですが…、その後、彼女に対して、ものすごいバッシングが始まったのです。

彼女の言動を「生意気だ」って言ったり、周囲の人との確執をウワサしたり、「なんで、ここまでたたかれなきゃいけないの?」っていうぐらい、それはひどいバッシングでした。

でも、よく考えてみると…・、彼女はただ「マラソンが強かった」っていうだけなんです。「国民的とロインだ」とか、「スポーツ界の救世主だ」と言ったのは、本人ではなくて、まわりの人なんだよね。

彼女のように、何かのジャンルで活躍して、急に有名になると、自分の実力以上に、まわりの人から「すごい!」って思われちゃうことがあります。

例えば、「100のもの」が、有名になったとたん、150とか200ぐらいに世間で評価されちゃうことがある。

さて、ここからが大事なんだけど、そうなってしまうと、ある「宇宙の法則」が働きます。

どんな法則かというと…・、その人の「本当の実力」のところまで、戻そうとする力が働くんです。

このことを「バランスの法則」と言います。

言ってみれば、振り子がギリギリまで振り過ぎちゃうと、元の場所に戻ろうとするよね。あのような感じに似ています。

人って、出世すると、「ねたみ」や「そねみ」が必ずあるように言われています。

でも、「ねたみ」や「そねみ」じゃなくて、本当は「バランスの法則」が働いているだけなんです。

この「バランスの法則」を知っていれば、何かで成功して、うんと周囲からほめられたときに「あ、このままだと「バランスの法則」が働いて、元へ戻そうとする力(非難やバッシングなど)が働くな・・・」と気付くことができる。

この気付きが、その後の人生を左右するんです。

ひとりさんは「バランスの法則」を知っていたから納税日本一になっても、バッシングを受けずに済んだ

突然有名になって、世間から、実力以上に評価されたとき。「バランスの法則」が働いて、その人に対する、非難やバッシングが急に始まることがある…と言いました。

では、どうすれば、非難やバッシングを回避できるでしょうか?それを教えますね。

周りの人に「すごいですね!」と言われたら、「いえいえ、たまたまうまくいっただけなんです」、「みなさんのおかげなんです」、「なんか、ただ一生懸命やっていたら、うまくいっちゃってホント、運が良かっただけなんです」とか、そういうふうに言うんです。

そういうときに、「私も大変だったけど、いろいろがんばったんです」なんて、ホントのことでも言ったらダメだよ(笑)

あくまでも「周囲のおかげです」とか、「運が良かったんです」と言っておいて、急激に持ち上げようとする力をなだめて、バランスを自分でとるわけです。

ちなみに、私が納税日本一になったときも、おかげさまでそんなにバッシングを受けないで済みました。

納税日本一になったときに、ある出版社から「本を出しませんか?」というお話が来たんですが、そのときに、ひとりさんは出版社の人にこう言いました。

「本のタイトルは、『変な人の書いた成功法則」にしてください。このタイトルでなければ、本を出すのはイヤなんです…」。

なぜ、「変な人の書いた成功法則」っていうタイトルをつけたかというと…・。私は中学校しか出ていないけど、世間の皆さんは高校に行ったり、大学に行ったりしているんだよね。なかには、したくもない勉強を一生懸命やって、高校や大学にがんばって入った人もいると思うんです。

そういう人の中で、私みたいに中学しか行っていない珍しい人が、納税日本一になっちゃったりすると、「なんだ、アイツ!」って、おもしろくないと思う人も当然いると思うんです。

そういうときに、「いや、皆さんの考え方の方が正しくて、こちらの方が”変”なんです」っていうスタンスでいると、「そうか、斎藤一人さんって、変わった人なんだな…・・」っていうことで、そんなに反感を買わなくて済むんです。

あなたも何かで突然、成功したら、言動に工夫して、自分で自分のバランスをとるようにしてくださいね。

有名になって、高いところに行けたからといって、ついはしゃいでしまって、飛んだり跳ねたりしていると(いい気になっていると…)、落っこちたらケガをするからね。

ほめられすぎたら、「これは”実力”じゃなくて、、運”ですから。一回ぐらいうまくいったぐらいで、あんまりほめないでくださいね」っていう感じで言ってはどうでしょう?

そうやって、「私は、そんなに、たいした者ではありません」と相手に言って、バランスをとっておくことが、実は、成功をずっと続けていくコツなんです。

「波長の法則」ー「傷つけることを言う人」を、近づけない方法

世の中には、いろんな人がいるものです。

あなたにとって「触れてほしくない話題」に対して、ズケズケ言ってくる人もいるでしょう。

例えば、なかなか結婚しない人に対して、「早く結

着して、ご両親を安心させてあげなさいよ」とか。子どもがいない人に対して、「早く可愛いお孫ちゃんのな問題顔を、親倒さんに見せてあげなさいよ」とか。

しかし、結婚するか、子どもを産むかどうかは、すべては本人が生まれる前に、選んで決めてきていることなんだよね。

「結婚する」と決めてきている人は、時期がくれば、必ず結婚します。

「今生では、結婚しない」と決めてきている人は、結婚はしない代わりに、仕事やライフワークにいそしむことになるんです。

だから本来は、親であろうと、親戚であろうと、結婚や出産に、口をはさむべきではないんだよね。

なかなか結婚しない息子や娘に対して、「あんた、なんで嫁が来ないの?」とか、「いつまでも選り好みをしていちゃダメよ」とか、「このままだと行き遅れになっちゃうわよ」などと、何度も何度も言うことは、「いじめ」と一緒だよ。

本人が言われてイヤなことを何度も言うのは、言ってはゴメンなさいだけど…、親や親戚の方が「魂が未熟」ということだよね。

この問題を解決する方法は、ひとつしかありませ

ん。

「親や親戚は放っておいて、自分が魂を向上させる」。

これにつきるんです。

自分の魂が上がると、あなたに「傷つくようなことを言う人」は、なぜかそばに来られなくなります。

世の中には、「波長の法則」というものがあります。

「波長」とは、その人がいつも心で強く思っていることが、「見えない電波」のように出ているもので、「自分の出している『波長』と同じ電波を放ってい人だけが、長く一緒にいられる・・・」という法則あるんです。

だから、「イヤなことを言う人」とは、違う「波長」になってしまえば、長く一緒にいることはなくなるの。

もしくは、イヤなことを言う人とたとえ離れられなくても、あなたの「魂のステージ」が上がってしまうと、いままでいちいち気になっていたことが、なぜか気にならなくなるものなんですよ。

誰かがイヤなことを言ってきても、「ああ、私をビシビシ鍛えようとしてくれているんだわ。ありがたいわね~」と“美化”して受け止めることができます。

また、向こうが何を言ってきても、平気の平左で、「ああ、そうですか」「まあ、それはそれは…」と、さらりとかわせる自分になれるんです。

あなたが魂のステージを上げてしまえば、あなたはいちいち傷つくことはなくなります。

イヤなことを言う人がいたら、「よーし、魂のステージをうんと上げるチャンスだな!」と思ってくださいね。

こうやって、気合いを入れて生きていれば、どんな問題が来ても、スカッと解決することができるのです。

「“心の空間”の法則」—-「相手の空間をおかす人」とは、長く一緒にいられない

この前、ある女の子から、こんな質問が来たの。

「付き合っている彼氏と、別れることになってしまいました。「この人は運命の人だ!』と思っているほど大好きだったのに、縁が切れてしまうのは、どうしてでしょうか?」。

縁が切れる原因って、いろいろあるよね。人によって違うんだけど…、ほとんどの場合は、「相手の“心の空間”をおかしたこと」なんだよな。

この世には、「”心の空間”の法則」っていうものがあるんだよ。

人には、自分に必要な「心の空間」っていうものがあるんだよね。「心の空間」っていうのは、「自由に、のびのび動ける場所」っていうのかな。「心の空間」がたくさん必要な人と、少しでも大丈夫な人と差はあるかもしれないけれど…、必ず「必要な。“心の空間”」っていうのがあるの。

その「心の空間」を、人からおかされたらイヤだよね。

たとえ、付き合っている相手だったり、結婚相手だとしても、自分の「心の空間」をおかされると、ものすごくイヤなんだよな。

たとえば、奥さんが「韓流ドラマ」が好きで、韓国の俳優をおっかけているとするよね。それで、その奥さんのダンナも「韓流ドラマ」が好きだったら、夫婦で一緒に楽しめて、「楽しい”心の空間”」が大きくなります。

でも、ダンナは「韓流ドラマ」に興味がなくても、それはそれでいいんだよ。奥さんに「おまえは、韓流ドラマ好きだもんな。十分楽しみなよ」とか言っていればいいんだよな。それは、相手の「心の空間」を認めてあげたことになるんだよ。

だけど、「韓流ドラマなんてくだらないもの、見るのやめろ!」って言うのは、奥さんの「心の空間」に踏み込んで、相手の「心の空間」を減らそうとしていることになる。

こういうことをされると、奥さんは、ダンナのことがつくづくイヤになるんだよね。

結婚してからも、付き合っているときでも、相手が好きでたまらないときは、お互い相手の「心の空間」に入り込んでも、文句を言わない時期があるんだよ。だけど、お互いがもともと他人だから、相手とは違う「心の空間」があってあたりまえなんだよな。

「この人は、このくらいの空間だから」って、認めてくれる人とは、長く一緒にいられるんだよ。

だって、「”心の空間”を認めてくれる人」は、自分の「心の空間」の中にいてもいいもんな。

相手の「心の空間」を認めなかったり、減らそうとする人がそばにいることが耐えられないんだよ。

もしかすると、この質問をくれた女の子は、相手の「心の空間」の中に入り込もうとするクセがあるのかもしれないね。

愛があるから、相手の「心の空間」にズカズカ入っていいんじゃないんだよ。

愛があるから、相手の「心の空間」を大事にして、守ってやらなきゃいけないんだよな。

子どもに嫌われる親は子どもの「空間」に入り込み過ぎている

「相手の“心の空間”をおかさない」っていうことは、親子関係に対しても言えるんだよ。

子どもを立派な人に育てたかったら、なるべく大きな「心の空間」を与えてあげること。これが大事なんだよな。

大きな木を育てたかったら、大きな木が根をはれるだけの土地面積がいるよね。

それなのに、ちっちゃい領土しか与えなかったら、細い木にしか育たない。だから、木の成長に合わせて、大きい植木鉢に植え替えるように、子どもの成長に合わせて、「自由空間」を大きくしてやらなきゃダメなんだよ。

子どもって、大きくなるにつれて、興味の範囲や、行動範囲が増えるよね。

たとえば、小さいころは、お父さん、お母さんと川の字になって寝ていても、小学校に上がったら、自分の部屋を欲しがるとか。

小学生までは門限が夕方の6時でよかったけど、中学生になると、「夕方の6時までに帰ってきなさいよ」って言っても、もっと遅くなって、夜の8時になるとか。

それが当然なの。

それを、昔のまんまにしようとするから、苦しくなるの。

嫌われる親っていうのは、「あなた、それはこうでしょ…」とか、「そんなのダメでしょ…」とか、子どもの「心の空間」に入り込み過ぎるんだよね。

「私は子どものことを愛してるから、入り込む」って言うけど、「愛してるから、入り込んじゃいけない」の。

子どもの「心の空間」に入り込む人に限って、「うちの親は、私にこういうことをしてイヤだった…」って延々と言ってるけど、自分がイヤなことを、子供にもするの?

自分がされてイヤだったら、どんなにイヤかがわかったんだから、子どもにはしない。これが正解なんですよ。

子どもだって、生きていくのに必要な「心の空間」ってあるんです。それを親におかされ、教師におかされ…ってなると、だんだん元気がなくなっていくんだよ。

親子関係がうまくいかない人は、子どもの「心の空間」に土足で入り込むことを愛だと思っているけれど、ホントの愛っていうのは、そういうことをしないことを言うんだよな。

~以上「おもしろすぎる成功法則」(サンマーク出版)より~

「加速の法則」で、だんだんラクになるラクにならないのは、どこが間違えてる

「強運」と、ただの「運」の違いって、わかりますか?

ただの運なら、どんな人でも、たまにくることがあります。

でも「強運」っていうのは、落ちる時がないんです。

偉くなった人は、みんな、「ひとつ上、ひとつ上」の努力をしてきた人です。

他の方法なんて、ありません。

ただ、「ひとつ上、ひとつ上」ってやっていると、「加速の法則」っていうのが働くんです。

だんだん上がるのが、速くなるんです。

当人は、あくまで「ひとつ上」を目指しているんです。

だけど、この「ひとつ上」が、「10個上」に匹散したり、「100個上」に匹敵したりするようになるんです。

だんだん上がる幅が大きくなってきちゃうんですね。

私の例で言いましょう。

たとえば、この「強運の話」も、昔から同じことをしゃべっているんです。

昔は「十夢想家」っていう喫茶店で、お弟子さんにしゃべっていました。

当時は、喫茶店の中にいる、数人に向けてしゃべっていたんです。

ところがいま、まったく同じ話をしているけれど、この話は本になって、本屋さんに並んで、何万人っていう人が知るようになるんです。

私にとっては、

「目の前の人に、知っていることを一生懸命話す」

という同じ努力なんですよ。

まだけど昔と今では、聞く人の数がぜんぜん違います。

これが「加速の法則」なんです。

もし、一生懸命やっていても、「加速の法則」が働かないとしたら、どこかが間違っているんです。

「加速の法則」どおりにいくと、世の中、だんだんラクになります。

それが、だんだん苦しくなってきたら、どこかに間違いがあるってことですよ。

神様から、「あなたのやってることは、間違っていますよ」というお知らせです。

その間違えのたいがいは「神の摂理」を無視しているはずです。

立派なことだけ言って、基礎を忘れちゃっていませんか?

男なのに、「女にモテたい!」っていう気持ちを忘れていませんか?

女なのに、「きれいになりたい」っていう気持ちを忘れちゃっていませんか?

「ひとつ上、ひとつ上」って上がろうとしないで、いっぺんに上を狙ったり、足を2つ上に出そうとしたりしていませんか?

うまくいかなくなったら、「自分はなにか間違っているんじゃないか」って見直してみてください。

~以上「強運」(PHP出版)より~

「加速の法則」という連続性を知る「ちょっと休もうかな…」と思ったときが危ない

人は、小さな成功を手にすると、とてもうれしくなります。

うれしくなって、こう思うのです。

「温泉にでも行って、ちょっと休もうかな・・・」

ところが、この考えが、成功の勢いを止めてしまうのです。

成功を手に入れたことは、すばらしいことです。

ただし、「次の仕事を考えること」をやめてはいけません。

成功への階段を歩み始めたばかりの人は、小さな成功を手に入れると、ほっとして、少し休みたくなります。

しかし、こういうときが、実は一番、ノッているときなのです。

仕事には、「加速の法則」というものがあります。

成功を手に入れたときこそ、次の成功もすぐにやってくる。

こうやって、いいことが連続して、どんどん起こるのです。

この勢いを止めてしまっては、もったいない。

だから、温泉に行っても、旅行に行っても、心のかたすみで、「次の手」を考えていましょう。

そして、できるだけ早く、「次の仕事」に取り掛かることです。

そうすれば、あなたは勢いを落とすこどなく、さらなる成功へとつき進んでいけます。

ところがここで、ゆっくり休んでしまうと、次の仕事にとりかかるのがおっくうになります。

「もうちょっと、この勝利の美酒に酔っていたい」

そんな気持ちになるのです。

ところが、ようやくやる気になって、仕事に取り組んだとき、あなたより下にいた人たちが、あなたを追い抜いていたり、至近距離まであなたに迫ってきていることがあります。

さきほど、「うさぎは必ず寝る」という話をしましたが、あなたがその「うさぎ」になってしまったのです。

いいですか?

成功した直後の「ちょっと休もうかな…」と思う心が、危ないのです。

温泉に行っても、旅行に行ってもかまわないので、頭の片隅では、次の仕事のことを忘れてはいけません。

それが、あなたが勢いを落とさずに、成功していける方法なのです。

「人のことをまっさきに考える人は、愛される」そういう「魔法の法則」がある!

何かをするときに、自分のことだけをまっさきに考えるクセのある人がいます。

こういう人を、「アイマン」と呼びます。

この「アイマン」の度数が高くなればなるほど、人は、その人のことを、「ニガテだなあ」と思ったり、「とっつきにくいなあ」と思ったり、「ついていけないなあ」と思ったりしてしまいます。

その反対に、何かするときに、「人のことをまっさきに考える人」がいます。

実は、そういう人が、みんな大好きなのです。

そういう人って、なぜか、愛されるのです。

人間関係において、そういう「魔法の法則」があるのです。

「アイマン」というのは、実は、いろんなところで現れます。

例えば、何かみんなの前で、話すチャンスがあるとします。

そういうときに、「自分の話」ばかりする人がいます。

特に、「自慢話」や、「常識的な話」や、「優等生的な話」をする人がいます。

そうすると、みんな心の中では、

「早く終わらないかなあ…」

「たいくつだなあ…」

「えらいとは思うけど、つまらないなあ…」

と思っているものです。

その反対に、「みんなのためになる話」とか、「みんなが知りたい話」とか、「笑って、元気になる話」とか、「自分の失敗談を笑い飛ばす話」などを話すと、みんな前のめりになって、ワクワクしながら聞くものです。

なぜなら、これらの話は、「この話でみんなを楽しませよう!」という気持ちがコンセプトになっているからです。

そう、「みんな」がまず優先で、「アイマン」の度合いが低いのです。

「人に認めてもらおう!」と思うことと、「人を楽しませたり、喜ばせたりしよう!」と思うことは、似ているようで、違うのです。

あなたが「人を喜ばせよう」ということを優先して考えるようになったとき、あなたはより多くの人から愛されるようになるのです。

~以上「人とお金」(サンマーク出版)より~

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