大切にしたものが残るんだよ

感謝してます
今日もいい日だ絶好調!

斎藤一人塾総帥でもある我らが斎藤一人さんは
いつもお見事なまでにシンプルな人生の真理を教えて下さいます

それが、この言葉

「大切にしたものが残るんだよ」

本当にこれだけなんです
でもね、これが宇宙のすごい法則なんです

世の中を見渡すと
「あれも欲しい」
「これも集めなきゃ」
「あっちのほうがいいなあ〜」って
手に入れることばかりに一生懸命になっている人がたくさんいます

でもね、実は「集めること」と「自分の手元に残ること」は
まったく別のお話なんです

世界中で愛されている名作『星の王子さま』のお話ってね
実は私たちの日常にも通じることがたくさんあるんです

物語の中で、王子さまは6つの星を巡り
数字や形ばかりを気にする、少し変わった大人たちに出会います

誰もいない星で立場にこだわる王様や
ただ褒められたいだけの男、現実を忘れたい呑み助

星の輝きを見ることもなく
ひたすら「星の数」を数えて自分の財産だと言い張る実業家

自分では一歩も外に出ず
人から聞いた話を書き留めるだけの地理学者

みんな、何かを所有することに必死でした
物理的にはたくさんのものを持っているように見えますが
彼らの手元には、心が通うものは何も残っていなかったんです

数字や肩書き、持ち物
目に見えるものばかりを追いかけてしまうのは
大人になると、誰でもついやってしまうことなのかもしれませんね
実は、私もそうでした

ただ、6人の大人たちの中で、たった一人
王子さまが「この人とは友達になれたかもしれない」と思った大人がいました
それが、1分ごとに街灯を点けたり消したりする点灯夫です

彼は、意味を失った規則に縛られてヘトヘトでした
けれど、自分のためではなく、「誰かのため」に一生懸命に働いていたからこそ
王子さまはその姿に美しさを感じたんですね

手に入れることばかりに夢中な大人たち
けれど、王子さまが本当に大切にしていたものは
自分の星に置いてきた「たった一本のバラの花」でした

地球のある庭には、王子さまのバラとそっくりなバラが、5000本も咲いていました

世界にひとつだけだと思っていた自分のバラが、実はありふれた花だったのだと知って
王子さまはひどく落ち込みます

でも、王子さまにとっては、自分の星のバラだけが、何よりも特別な「本物」でした
なぜかっていうとね、王子さまはそのバラのために水をあげて、風よけを立てて
一生懸命に手間暇をかけて、愛を持って大切に扱ってきたからです

物語の中で、賢いキツネは王子さまにこんな秘密を教えてくれます

「あんたが、あんたのバラの花をとてもたいせつに思ってるのはね
 そのバラの花のために、ひまつぶししたからだよ」

どれだけたくさんのものを集めても
大切に扱わなければ、指の隙間からサラサラと砂のようにこぼれて消えてしまいます

実は、私自身にもこんな小さな体験があります

会社に勤めていた頃、ずっと憧れて手に入れた
MONTBLANC(モンブラン)の高級な「ローラーボール(水性ボールペン)」がありました

それは万年筆のように、わざわざ「キャップを外して」使う、とても美しいペンです

けれど、どこか「もったいないな」と思ってしまい
長い間、引き出しの奥にしまい込んだままの時期があったんです

ただ「いつか使おう」と持っているだけだった時は
自分の人生に何の変化もありませんでした

でもある日、そのお気に入りのペンを毎日持ち歩いて
ノートに氣づきや感謝の言葉を書くために大切に使い始めたんです

静かなカフェでノートを開いて、そのモンブランの心地よい重みを感じながら
カチッと丁寧にキャップを外すとき

なんだか「今日も良い一日になりそうだな」って
じんわり温かい気持ちになるお気に入りの瞬間ができました

すると不思議なことに、そのペンを使うたびに心が温かくなり
仕事のアイデアが次々と湧くようになって
現実のビジネスもどんどん上手く回り始めたんです

でもね、実はその大切なペン、今はもう手元にはないんです

ある日、神社でお参りをしたときのこと
深く頭を下げて一礼をしたら、スーツの胸元から
お賽銭箱の中にポロリと落ちてしまったんです

落としたときは、せつなくて悲しい思い出だったけれど
今では「あのペンは、神様のところへお嫁に行ったんだな」って思っています

だって、不思議なことに「形」はなくなってしまっても
そのペンが私に教えてくれた、あの道具を大切に扱うときの温かい感覚や
湧き上がってきた感謝の気持ちは、今でも私の中にしっかりと残っているからです

ただ「持っている(集める)」だけでは何も残らないけれど
愛着を持って「大切に扱う」ことで

たとえ物理的な形としては手元から離れてしまっても
それは素晴らしい経験や心の豊かさという形になって
人生にずっと残り続けるんだなと、身をもって実感した出来事でした

もちろん、大切にしたものは、形としても残りやすくなります
でもそれ以上に、大切にした「心」は、どんなときも残るんです

ものを大切にすれば、ものが残る
人を大切にすれば、人が残る

たとえいつか、物や人との形ある別れが訪れるときが来ても
あなたが注いだ「大切にしたという愛のエネルギー」は
消えることなく、あなたの人生の確かな豊かさとして残り続けます

だから、たくさんのものを追いかけなくて大丈夫

今、あなたの目の前にあるもの
今、あなたの隣にいる人
今、あなたが使っている道具

それをね、ちょっと笑顔で、機嫌よく、大切に扱ってみてください

一人さんが教えてくれた「大切にしたものが残るんだよ」という魔法を信じて
今日も目の前の小さな幸せを、顔晴って(がんばって)大切にしていきましょうね

このブログを読んでくれたみなさんに
すべての良きことが雪崩のごとく起きますように♪

参考
・千葉純一・著『斎藤一人 お金に嫌われない大成功の仕組み』(マキノ出版)
・サン=テグジュペリ・著、内藤濯・訳『星の王子さま』(岩波書店)
・サン=テグジュペリ・著、山﨑庸一郎濯・訳『ちいさな王子さま』(みすず書房)
・サン=テグジュペリ・著、池澤夏樹・訳『星の王子さま』(集英社)